宇治川発電所の歴史を感じて。
宇治川発電所工事竣功記念碑の特徴
宇治川からの豊富な水量を活かして発電する技術が感じられます。
近代的な発展の礎を象徴する竣功記念碑が見応えあります。
琵琶湖からの導水管が重要な役割を果たす、宇治の歴史的な場所です。
宇治川発電所のスペックが刻まれた竣工記念碑です。
琵琶湖から導水管を通って発電をしている宇治の近代的な発展の礎、豊富な水量が宇治川に注いでいます。
| 名前 |
宇治川発電所工事竣功記念碑 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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宇治川発電所工事竣功記念碑は、京都府宇治市の観流橋近くに建てられた歴史的なモニュメントで、宇治川電気株式会社による大規模な水力発電プロジェクトの完成を記念しています。この発電所は、明治41年(1908年)に着工し、大正2年(1913年)に竣工しました。当時、急増する電力需要に応えるため、琵琶湖(瀬田川洗堰の北360メートルの地点)から宇治まで約11kmにわたる水路トンネルが掘削され、落差62mを利用して水力発電を行うという壮大な計画が実現しました。工事は「日本式」と呼ばれる在来の掘削技術を用い、延長9.2kmの山岳トンネルが掘られました。特に第1号隧道(2,460m)や第7号隧道(3,005m)は当時としては画期的な規模であり、昼夜を問わず作業が進められました。工事現場ではダイナマイトや蒸気機関を活用しながらも、多くの作業は人力に頼って行われ、不慮の事故も少なくなかったと伝えられています。完成した発電所は、宇治市内の電灯供給や京阪電車の運行、さらに地元産業の発展に大きく寄与しました。記念碑には工事概要や関係者の名前が刻まれており、その偉業を後世に伝えています。現在も関西電力の宇治発電所として稼働しており、地域のエネルギー供給を支え続けています。記念碑周辺は静かな環境で、宇治川沿いの散策中に立ち寄ることができます。また、このプロジェクトが地域社会や近代化に果たした役割を考えると、日本の土木技術と産業史を学ぶ上で貴重なスポットといえるでしょう。