大田区の海苔歴史、無料で学べる!
大森 海苔のふるさと館の特徴
江戸時代から続く海苔の一大生産地、大森での貴重な体験ができます。
昔の海苔作りの様子を紙芝居風のビデオで楽しく学べます。
海苔養殖に関する展示や道具を観覧できる、充実した博物館です。
大田区の郷土資料館。かつて盛んであった海苔の養殖について紹介されています。動画などはいささか古さが感じられるものの、船なども含めて実際に使われた生産用具がそのまま展示されており、充分に興味を魅かれる内容になっています。導入動画では、海苔養殖に携わった老人がお孫さんに語りかけるという内容になっていますが、この地での養殖業が終焉してからすでにだいぶ年月が経っています。実際に経験した方も少なくなっていると思われ、一抹の寂しさを感じます。
無料で入館出来ました。海苔を作っていた人々に正月の休みは無かったそうです。物凄く忙しい時期と暇な時期と極端にわかれていたようです。📝海苔や手ぬぐいが販売されていました。
平和の森公園内にある無料で楽しめる海苔の博物館。子どもから大人まで学べます!平和の森公園の敷地内にある「大森 海苔のふるさと館」は、かつて東京湾で盛んだった海苔養殖の歴史や文化を学べる無料の博物館です。以前は海の生き物に関する展示が中心だった記憶がありますが、現在は「海苔」に特化した内容にリニューアル。昔の漁具や海苔づくりの道具の展示、映像資料もあり、大森がかつて“海苔の名産地”だったことがよく分かります。公園で遊んでてトイレに行きたくなったらこちらもおすすめ。小さなお子さんから大人まで、ちょっとした空き時間に立ち寄るのにもぴったり。3階が展望台になっていて景色もきれいです。平和の森公園で遊んだついでにぜひどうぞ。
無料なのに充実した資料。館内もキレイで快適。3階では飲食できるから弁当持っていって食べられる。海苔が食べたくなるから海苔の自販機とかあったら絶対買うのに、
かつてこのあたりの特産品であった大森海苔を記念し、海苔養殖に関する様々な資料を展示する博物館。入館は無料です。「大森海苔」は現在にも名をとどめていますが、海苔の養殖がおこなわれなくなってからすでに半世紀を過ぎており、その意味では貴重な資料館です。展示内容は、特に現代の子供たちに海苔のことを知ってもらえるように、いろいろと工夫されているのが分かります。体験コーナーなども設けられているようですね。3Fロビーからはかつての砂浜を再現した、大森ふるさとの浜辺公園が望まれます。
大田区平和の森公園にある海苔をテーマにした博物館です。大森は江戸時代から海苔の養殖が盛んで、昭和30年代に漁業権を放棄するまで、海苔の生産地として栄えました。ここでは大森での海苔の養殖の歴史の始まりから終焉までを、その間に使われた技術(道具)とともに学ぶことができます。大森では江戸時代初期に海苔の生産が始まったとされます。詳しい事は不明ですが、浅草から移住した人が海苔の養殖を始めたという説があり、それがアサクサノリという品種の由来と言われています(諸説あり)。大森での海苔養殖の起源は定かでないものの、いずれにせよ江戸時代には将軍家に献上されるほどの高い品質の海苔が生産されていたことは確かで、明治時代になると日本一の生産地として、その技術と共に大森の海苔が全国に広がっていきました。しかし、京浜運河の建設計画が持ち上がると、海苔の養殖は危機に立たされます。漁師たちの反対運動や戦争によって計画は中断しますが、戦後に計画が再開され、さらに水質汚染も進み、海苔の養殖を続けることは不可能となり、1962年に沿岸部の埋立に応じる形で漁業権を放棄。翌1963年に海苔の養殖の歴史は幕を閉じました。現在は養殖は行われていないものの、海苔問屋が多く残っており、全国に海苔を販売しています。海苔の町としての姿は完全に消えたわけではありません。館内では海苔の採取等に使用した舟(複製)や、養殖に必要なヒビを立てるための海苔下駄、海苔の加工に使われる海苔簀(のりす)と型枠など、非常に貴重な道具も展示されています。映像では江戸時代に大森村と糀谷村との間で起こった養殖場の境界を巡っての争いがあったことなども紹介されており、海苔の生産がこの地域で暮らす人たちにとっていかに重要であるかということが分かります。他にも戦後間もない頃まで、大規模な海苔の養殖場が東京湾に広がっていたことなども初めて知りました。漁業権を放棄した人達は一定のお金を受け取ったと思いますが、その後はどういう人生を歩まれたのでしょうか。入場料無料。たまたま立ち寄った場所ではあるのですが、東京の海の歴史を知ることができました。
無料で利用できる、海苔の資料館です。浅草海苔のふるさとです。当時の政策で激減してしまったとのことですが、それでも大森は日本一の海苔問屋街を形成しています。海苔の資料はもちろん、3階と屋上からの眺めが良いです。自動販売機もあり、暑い夏はここでのんびりするのも良いと思います。しかも夏は19時まで営業しているというのも良いです。障害者用トイレは1階にあり、使いやすいです。グッズもいくつか販売されており、焼き海苔を買いました。
売店担当の職員は少しそそっかしいものの、施設に対する満足度は高かった。入場無料なのを鑑みれば素晴らしい場所である。仕掛けのある4、5分程の動画が良かった。ナレーションが青野武だったので、とても懐かしい気持ちになった。大田区は文化事業に力を入れているようだ。
大田区の大森は江戸時代から昭和まで海苔の一大生産地として栄えた養殖場だったらしい。大森の海岸は遠浅で波が穏やかで海苔の養殖には最適だったが1964年の国家事業として行われた東京オリンピックによる高速道、港湾整備に伴い、1963年の春を最後に漁業権を放棄したらしい。先人達の想いは如何ばかりか。
| 名前 |
大森 海苔のふるさと館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-5471-0333 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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このような施設を建てていただいた大田区には感謝しかありません正直、普段私たち日本人にとって海苔は当たり前すぎて、その価値や歴史に思いを馳せる機会は多くありません。しかし、ここを訪れると「海苔が日本の食文化をどれだけ支えてきたか」がよくわかります。海苔を乾かす道具や手作業の苦労を知ると、一枚の海苔のありがたみが違って感じられました。日本人であるならば、もっと海苔を知り、味わい、その背景を語り継ぐべきだと強く思いました。この館は、その気持ちを思い出させてくれる場所です。