熊谷恒子記念館で和の心を体験。
熊谷恒子記念館の特徴
上皇后美智子様にご進講された女流かな書道家の資料館です。
2階では庭園を眺めながら自分流の書を楽しめます。
行くには不便でも、静かな雰囲気でゆっくり過ごせる穴場の空間です。
書道家の方の自宅を改装した記念館となっています。少し高くなっているところに立っており、とても日当たりの良い素敵な住宅です。邸宅自体は1936年に建てられた住宅建築とのことで、当時の面影や生活様式を中に入って直接体験することができる貴重な建築物であると思います。展示されている書も素晴らしいですが、建築に興味のある方にもおすすめの記念館だと思います。
坂道の前から少し登った先にある二階建てのご自宅がそのまま記念館として保存、作品も展示されています。暫く改修工事のため、閉館されていましたが、令和6年に再開された記念館です。正岡子規、長塚節、伊藤佐千夫、斎藤茂吉の短歌にあわせて、流れるように紡がれる書が詩のように感じます。そんな書を実際に掛かれた自宅で拝見できるのはとても楽しいです。入館料は100円なので、絵葉書や栞で少し感謝の気持ちをお返ししたくなる記念館です。受付の方もとても丁寧でとても楽しめました。
2021.11月現在は、コロナ禍もありお休みのようです。庭の手入れをやってました。
行くには不便ですが、学芸員さん達がとても親切でした。展示数は多くありませんがかな書道を堪能するには静かでとてもいい美術館だと思います。
ここは行かなきゃ損の穴場です。すごく綺麗な庭園と美しい文字を見ると何か自分でも書きたくなります。そう思えば、最後に、お習字コーナーがあり試し書きができる粋なはからい。熊谷様のご高齢のお写真から出る上品なオーラが素晴らしかったです。最初はただ、文集を習字しただけでしょと思ったら大間違いです。世界に引き込まれます。横にするとアラビア文字のようにも見え、なんだかわからないアラビア文字も実は綺麗なフォントなのかもしれないと思うようになりました。
現代女流かな書道家。長年暮らした旧居をそのまま記念館に改装していて、昭和の生活を感じます。入り口で手指消毒して、スリッパに履き替えます。電話室も残されています。作品は各部屋を改装した展示室に並び、2階にも上がれます。お庭は梅の花が咲いていました。入館料は大人100円、小人50円、65歳以上と5歳以下は無料。書のことは詳しくなくても、館内を巡り素敵な庭を眺めるだけでも入館料の価値あります。
書を見学するにはとても良いと思います。庭園が心地よいです。建物は改装され過ぎてます。
西馬込駅から徒歩で10分弱要す。「散らし書き」で著名な芸術家です。説明文によると散らし書きとは、かな特有の文字の配置方法で「散らし方は書く人の好みや考えによるもので、特別に書式のあるものではなく、自由に思うがままに」散らすことを述べています。館内は撮影出来ません。
熊谷恒子記念館。庭園開放は春と秋の年2回の其々4日間程になります。
| 名前 |
熊谷恒子記念館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3773-0123 |
| 営業時間 |
[日火水木金土] 9:00~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
|
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かなの第一人者、熊谷恒子さんの記念館です。生前居住されていたご自宅を改装して作られているので、熊谷さんの書はもちろんのこと、書斎やお庭なども拝見でき、熊谷さんを身近に感じられるような気がしました。生い立ちを見ると、書の道に進むべくして進んだ方なのだと思いました。閑静な住宅街にあり、最寄駅から少し歩いたりはしますが、また訪れたいと思います。