幻の駅、二代目横浜駅跡。
二代目横浜駅基礎等遺構の特徴
マンション敷地内にある関東大震災の遺構が魅力です。
幻の駅二代目横浜駅の基礎部分が残されており、貴重な歴史を感じられます。
レンガに刻印が施された遺構を見学できる不思議な空間です。
マンションの入口にひっそりとある鉄道遺構です。誰もがこのロケーションにちょっとびっくりすると思います。半分朽ちた赤煉瓦が当時を忍ばせます。
横浜市Webサイトより引用。名称:二代目横浜駅基礎等遺構(第二代横浜駅駅舎基礎遺構および横浜共同電燈会社裏高島発電所遺構)所在地:西区高島2-1-1建築年代:駅舎:大正3(1914)年、発電所:明治40(1907)年ころ設計・施工\t(設計)駅舎:鉄道院、発電所:横浜共同電燈会社(施工)清水組(基礎工事は太田工業事務所)、発電所は不明マンションの敷地内にあります。レンガ造りの東京駅を思い出す作りですね。関東大震災の火災で8年で焼失だそうです。横浜の歴史の一部を感じられる場所だと思います。2025年5月。
マンション敷地内にひっそりと佇む2代目横浜駅駅舎の遺構。これを遺して下さった関係者に感謝。みなとみらい線新高島駅近く。横浜駅からでも歩いて行けます。皆さんも、たったの8年で消失してしまった幻の駅舎の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
▼地下鉄ブルーライン・高島町駅の少し北側にある遺構です。マンション敷地内にあったため、最初はマンション内のオブジェかと思ってしまいました(笑)。▼二代目横浜駅の基礎らしいです。一代目はかの有名な新橋と横浜間で日本で初めて鉄道が通った横浜駅ですが、もう少し桜木町の方、つまり港に近い方にあり、停泊中の海外行き旅船等への乗り換えがしやすかったのでしょうね。▼こちらも、すぐ横を根岸線(京浜東北線、横浜の人間は根岸線といいます)が走っており、ここに駅舎があっても位置的には不思議はないです。▼ただ、この二代目、たった8年と、駅舎としては非常に短命です。それは大正時代に出来た8年後に関東大震災でほぼ壊滅状態になったらしいです。横浜は山下公園の方にも碑がありますが、関東大震災の被害がかなり大きかったようですね。▼そんな二代目ですが、変遷しているのであれば、またこの位置に横浜駅等が返り咲く可能性はあるのでしょうか?なんて、どうでも良いことを考えながら、近くのみなとみらい21にある職場へ向かいました。
こちらは2024年07月16日の訪問となります。高島町駅そばのマンション敷地内にある遺構です。大正4年に開業、8年後の関東大震災にて崩壊してこの場に遺構が残るのみとなったそうで、これだけ立派だった駅が十年せず……大震災、えぐい……。なお、理由はよく存じませんが前年完成した東京駅によく似ています。お洒落な外見ですね。ちなみに初代横浜駅は現桜木町駅の場所です。
ここに存在していた二代目の横浜駅は関東大震災の折、消失したそうです。マンションと公衆トイレに囲まれた、少しわかりづらく隠れた場所にあります。
元の建造物と比べてしまうと僅かだが、それでも遺構としては大規模である。当時の写真が掲示されているのが良い。海水引入口はほとんど見えなかった。
2023年7月30日日曜日訪問しました。横浜駅の歴史を知る上で大事な遺構を残していただいていることはありがたい事です。
煉瓦に刻印ありました。丸2つにカタカナ一文字なのですが、カタカナが ラ なのか他の何かなのか分かりません。ネットで検索して見つかった先達さんの情報だと金町煉瓦の刻印だそうです。東海道線の駅舎を作るのに常磐線を使って運んだ煉瓦が使われるというのが知れました。
| 名前 |
二代目横浜駅基礎等遺構 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
045-671-2023 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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フランス組みのレンガが美しいです。大正時代に発生した関東大震災で倒壊したので、8年間しか存在しなかった幻の駅舎です。マンションの敷地内にあるので分かりにくいです。