街角の地蔵堂で歴史を感じる。
庚申堂の特徴
Y字路の祠があり、地域のシンボルとして親しまれています。
明治32年創建の庚申塔があり、青面金剛が美しいです。
地蔵堂とは別に、3基の庚申塔が点在しています。
変形五叉路の辻にあります。堂宇内に3基の庚申塔。向かって左に三猿塔。左側面に言わざる、正面に聞かざる、右側面に見ざる。「奉納庚申□□」「□□□□巳年」「十一月□□日」中央に六臂合掌青面金剛。頭光あり。持物は三叉戟、法輪、弓矢。下方に小型の三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)右側の庚申塔。上部の青面金剛が破毀されて、文字刻と下部の三猿が残っています。言わざる、聞かざる、見ざる。「奉修庚□供養」「元禄五壬申年」(1692年)「一月一日」裸電球がひとつ。灯ると穏やかな感じでしょうね。
Y字路箇所に祠があります。
賽銭箱がある。
真ん中の庚申塔(明治32年)を、青面金剛に光背があって、しかも坊主頭に見えることで、お地蔵様と誤解したと思われます。六臂のちゃんとした青面金剛像です。左右の二基は北沢二丁目40の辻にあった塔で、昭和のはじめにここに遷座されています。右は元禄五年(1692)、左の文字刻の庚申塔は延宝五年(1677)の奉納です。世田谷区の風景資産に「北沢地域に隠れている石造物群〜茶沢通り(旧二子道)界隈〜」という名称で、この場所が選定されています。角に置いてある侵入注意の標石と思われる石は、見事にハート♥️の形です。昭和11年調になる北沢四丁目町会(当時の町名)発行の「北沢四丁目案内図」には、『庚申堂』と標記されています。
地蔵堂とありますが、3基とも庚申塔です。真ん中は青面金剛も三猿も良く分かります。向かって右は半分かけた青面金剛と思しき姿と三猿が、向かって左は三猿が見られました。
街角にある地蔵堂です。花などが綺麗に添えられていて市民に愛されているのが感じられます。地蔵堂となっていますが、3つとも地蔵と言うより、庚申塔と言ったほうが正確ですね。真ん中のは頭の後ろに後光と言うか円光がある庚申塔、わりと珍しいのでは?
| 名前 |
庚申堂 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
変形した交差点にある小さなお堂です。住宅街の中にあり偶然見かけました。