近衛文麿の歴史を感じる場所。
荻外荘(旧近衞文麿邸)の特徴
近衛文麿が住んだ歴史的な別邸であり、重要文化財です。
かつて政治の会談に利用された和風の書斎が現存しています。
荻外荘公園にはデザインマンホールがあり、訪問者を迎えます。
政治家近衛文麿が、1937年〜1945年の自決日まで暮らした別邸。元々は、大正天皇侍医だった入澤達吉の別邸で、自然に囲まれた武蔵野の面影を残す庭と和洋折衷の建物を気に入った近衛文麿が譲り受けて郊外の別邸としたそう。建築家は、一橋大学兼松講堂や築地本願寺を手がけた伊藤忠太。高い天井や寺院建築物によくある意匠が施された古き良き建物は圧巻です。
近衛が服毒した和風の書斎はそのまま現存し吉田茂が寝泊まりしていた。
2022年12月10日現在、工事中で入場不可。
これから整備される荻外荘です。完成図の展示がされていましたが楽しみです。
こちらの公園前にデザインマンホール蓋が有ります。
🏣杉並区荻窪2丁目荻外荘(てきがいそう)9時~17時(一部解放部分のみ)戦前、総理大臣を務めた近衛文麿の別邸(政治の会談にも利用された場所)昭和12年~20年12月までの居住(20年12月書斎にて自決)その後も生活の場として利用された。平成26年杉並区が購入。平成28年3月建造物を含め敷地全体が国の史跡に指定されたそうです。※元の持ち主(昭和2年建築、伊東忠太設計)入澤達吉昭和12年に近衛文麿に譲渡された。
公爵近衛文麿公の邸宅跡。荻窪会談があった有名な場所。ここでその後の日本の情勢を決定付ける三国同盟締結への道が開かれます。
初めて訪れましたが時間が早すぎて荻外荘公園の方には入れませんでした。
荻外荘は、昭和戦前期に内閣総理大臣を務めた近衛文麿の別邸。重要な政治会議や組閣の舞台となった場所として、敷地全体が2016年に国の史跡に指定された。
| 名前 |
荻外荘(旧近衞文麿邸) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-6383-5711 |
| 営業時間 |
[月火木金土日] 9:00~17:00 |
| HP |
https://www.city.suginami.tokyo.jp/kyouiku/bunkazai/tekigaiso/fukugen/index.html |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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大田黒公園に来たついでに寄ったが、いやいやどうして戦争の歴史舞台の一つになる立派な史跡である。近衛文麿旧居宅であり、組閣時に東條英機陸軍大臣や松岡洋右外務大臣などと基本方針を打ち合わせした応接室や、終戦直後に戦犯に指定された近衛文麿氏が自決した当時の書斎もある。そして、2年後にはあの吉田茂が自決場所である書斎を寝室として使用したとある。豊島区目白には近衛町という地域があり、今でも「近衛」の字を使用した高級マンションがいくつかある。また、御留山や現・日立クラブの辺りも旧近衛邸だったとされる。でかい。藤原氏の血を引く、五摂家の筆頭である近衛家。太平洋戦争時にも、政治の表舞台で奮闘したのは間違いないが、その評価や如何に。