武蔵境の廃線跡、公園の秋色。
本村公園(境浄水場専用線跡)の特徴
武蔵境駅から続く、コナラとヒノキの遊歩道が魅力です。
廃線跡を活用した、風情ある細長い公園です。
秋には見事な紅葉が楽しめる、散歩に最適なスポットです。
のんびり歩ける公園、きれいに舗装されてます。
武蔵境駅から北へ続く遊歩道の公園元々、鉄道が走っていたらしい😳
コナラとヒノキが両側にある、一本道の気持ちの良い公園でした。
昔の道を残しているのでしょうか。木立に囲まれて気持ち良く通り抜けました。
遊具は滑り台しかありません。ただ恐竜のオブジェがあるので、子供は恐竜公園と呼んでいて、時々行きます。
秋の紅葉が見事でした。春夏も楽しみ。
浄水場への引き込み線跡に作られた遊歩道。素晴らしい散歩道です。四季を通して素晴らしい景色を提供してくれます。フォーシーズンと言うグループが遊歩道の途中にある花壇を綺麗に花を飾っているようです。朝早い時間に散策するとても癒されます。武蔵境駅からこの遊歩道を通り、玉川上水を超えてグリーンパーク緑地の遊歩道へ接続し、武蔵野中央公園へ行くことができます。散策にはもってこいの遊歩道です。
境浄水場への引込線跡に設けられた公園。往年の線形を生かした地形に、当時を忍ぶことができます。
中央線から武蔵境浄水場へ砂利を運んでいた盲腸線跡。
| 名前 |
本村公園(境浄水場専用線跡) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0422-60-1864 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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散歩をしている人も多いこの公園の前身は、この北側にある境浄水場に砂利を運ぶ「境浄水場線」という鉄道の線路です。多摩川の砂利を西武多摩川線を使って運搬し、武蔵境駅で国鉄中央線と平面交差して、この浄水場線で境浄水場まで運んでいました。このペグの打ってある点から南へ150M付近から分岐した渡り線は、その東側80M付近にある現在の「堀合(ほりあわい)遊歩道(当時の中島飛行機線)」ともつながっていました。中島飛行機線は、日本の敗戦とともにその役割を終えましたが、戦後はその線路を活用し、武蔵野競技場線が開業しました。しかし国鉄スワローズのホームグラウンドとして、その誘致に失敗したために、武蔵野競技場線は、昭和34年には廃止になってしまいました。武蔵野競技場線は中央線の支線だったので、今の「堀合遊歩道」に、当時は中央線の電車が走っていたというわけです。浄水場線の渡り線は、浄水場線の東側に、南北方向に新しくできた都道新12号線新武蔵境通りと、東西方向の通りである「堀合(ほりあわい)通り」の交差する交差点信号付近で、中島飛行機線とつながっていました。現在の都道新12号線新武蔵境通りの開設前には、この交差点と、その一つ北にある80Mほど離れた「いちょう橋交差点」の玉川上水との間のその場所に、「RTC三鷹」という大型バイクの練習場がありました。当時の大型バイクの免許は、試験場で一発で取るしか方法がなく(限定解除)、そのための練習をする場所でした。狭いコースでしたが、非常に厳しい指導に定評があり、合格者を多く出していました。しかし、1996年(平成8年)から一般の教習所でも当該免許の取得が可能となり、「RTC三鷹」はその存在意義を失いました。境浄水場線の砂利運搬は、その後トラックによって行われるようになり、中島飛行機線と武蔵野競技場線もその役割を終えました。この場所から、時代の流れによって消え去っていったものの痕跡です。