静かな足元に歴史の窯跡。
小長曽陶器窯跡の特徴
室町時代の窯跡が保存され、歴史を感じる場所です。
江戸時代に再利用された登り窯が魅力的で、見応えがあります。
屋根付きの建物で、綺麗に残された窯跡をゆっくり見学できます。
戸越峠の半ばぐらいにポツンとあり、普段だったら小さな看板が気になるぐらいで立ち寄ることを考えることもしない場所室町時代〜江戸時代に使われていた窯体(江戸時代に改造はされたらしい)がほぼ完全に保存されているらしく国指定の史跡ではあるこの窯は「古瀬戸」という12世紀末ぐらいの中国の陶磁器をマネして生産され始めた"施釉陶器(せゆうとうき)"を中世日本で唯一作っていて、その後江戸時代には既に遺構になっていた所をもったいない精神で再活用はされた場所らしく、工房跡や失敗作などを捨てた"灰原"という遺構も発掘はされたらしい茶入れ碗とかの茶道具も作っていたらしく、一時期マンガの"へうげもの"にハマっていた時期があったのと人の気配が全く無く静かな場所だったこともあって居心地は良かった。
現代では付近に車道が走り交通量もそこそこありますが、往時は道の整備も程ほどな昼なお暗いうら寂しい峠道だったと思われます。この陶器窯跡で生産された陶器をかつては誰がどのように運び出し、そして売られていったかを想像すると、相当な苦労があったのは間違いないでしょうね。瀬戸焼の開祖である加藤景正が用いたという伝承もあるのですが、文献は江戸期のものが残されている程度なので色々と想像が膨らみます。
室町時代の窯が保存されていました。ずっと昔から瀬戸は焼き物の町だったのですね。
綺麗に窯跡が残っています。一見の価値ありです。工房跡も見つかっておりロクロの穴などが残っている様ですが、説明の看板はありましたが、どれがそうなのかは不明な状態でした。石の柱みたいなのがあったのでそれかな?
本窯は、尾張藩の命により、彦九郎という赤津の陶工が小長曽窯で焼物を焼いたという『張州雑誌」(1788年完成)の記述などから、室町時代の窯を江戸時代に再利用した登り窯です。この窯は、昭和21年の発掘調査の成果により、「古瀬戸」と呼ばれる中世の日本で唯一の施釉陶器を生産した14世紀末から15世紀初頭の室町時代の窯であり、保存状態も良く、工房のろくろ跡も残って見応えがあります。駐車場が無いため、入り口に2台位しか車は停められませんが、瀬戸の窯のルーツとして、実際に使われていた窯を見て時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
室町時代に作られた窯の跡です、屋根付きの建物で展示されているので、保存状態も良く見易いです。
| 名前 |
小長曽陶器窯跡 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0561-84-1811 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
|
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