レトロな礼拝堂で響くハンドベル。
日本基督教団 国分寺教会の特徴
狭い道路に囲まれた、レトロな雰囲気の教会です。
学生によるハンドベルコンサートが開催された場所です。
開発から取り残された特別な時間を感じられる聖地です。
街の中の教会出来た当時は周りにはそれほど建物はなかったんだろう周りの道路も狭く時間が止まり、開発からは取り残されてる感がありますまぁこういった場所は大事ですねぇ。
礼拝堂は古いが、それがまたレトロな感じが出て良い。文級の建物は、現在建て替えて綺麗になっている。
何年か前の 学生さんのハンドベルコンサートを見に入りました。雰囲気のある木造のチャペルで聴くベルの音は とても良かったです。
| 名前 |
日本基督教団 国分寺教会 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
042-322-2017 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
〒185-0012 東京都国分寺市本町1丁目6−2 国分寺教会 |
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設計:池辺陽竣工:1951年日本キリスト教団国分寺教会は、キリスト教社会運動家の賀川豊彦が1945年に設立した戦災者と引揚者のための簡易宿泊所「向日荘」を母体とし、そこで東駒形教会の深田種嗣牧師が開校した日曜学校を母体に1947年3月に国分寺伝導所(のち国分寺教会)として開設されたものである。現在の建物は、当初の建物が1947年5月に焼失した後の新築計画に際し、教会の信者で池辺とともに「新制作派協会」のメンバーでもあった彫刻家の本郷新が深田牧師に池辺を推薦し、池辺陽に設計が依頼された。当時の池辺は無神論者であったが、深田の思想に感銘し、設計を引き受けた。池辺は礼拝堂の設計にあたり「武蔵野に続くような開かれた教会」をイメージしたと述べており、戦後の武蔵野の風景を建築空間に取り込もうとしたと考えられる。実施案では、南北の妻面には板張りを基調にして中央にのみ象徴的な縦スリットの窓を開け、対照的に東西の側面は壁面をガラス窓として天井面がそのまま外部の軒裏に連続する開放的なデザインとした。礼拝堂という外部に閉じた空間に対し、「透明感」を与えて外部と内部の連続性を表現しようとした点にモダニズムの思想と表現を見ることができる。戦後の間もない頃にキリスト教社会運動が合理主義の建築家に強い思想的影響を与えたことを示す貴重な事例であり、意匠的にも無装飾で開放的な空間構成を持つモダンデザインの礼拝堂という点でも貴重である。なにより池辺陽の最初期の作品が現存していることに価値がある。