土曜日の坐禅会、心を整える。
居士林の特徴
夢窓疎石の弟子が創設した、歴史ある仏教道場です。
柳生流の剣道場を移築した、特異な建物で座禅を体験できます。
毎週土曜日に臨済宗の座禅会が開催され、宿泊も可能です!
龍隠庵をお詣りしたあと、石段を降りる途中で、礎石が並ぶ開けた場所がありました。何があったのだろうと表に回ると居士林でした。こちらでは、土日坐禅会として一般の方向けに定期的に坐禅会が開かれていましたが、コロナ禍の影響でオンライン坐禅会となっているのを機会に建て直しをするのでしょうか?(在家の禅の修行者のことを居士と言うそうです)。下記は、居士林の前にあった案内板の内容です。明治の頃より円覚寺では、在家の人の坐禅(居士 禅)が盛んになり、山岡鉄舟、鈴木大拙、夏目漱石 などの多くの居士が参禅しました。大正十一年にこの濟蔭庵に居士の坐禅道場として 居士林が開設されましたが、大正十五年に焼失、早大濟蔭団が中心になり復興運動を起こしました。幸い なことに柳生新陰流の剣道場を、柳生基夫氏(徹 心居士)が寄付を決断され、昭和三年にこの濟蔭庵 に移築して開単となり、以来八十年近く、学生や社 会人が中心となって雲水と同じように修行する学生 坐禅会、土日坐禅会を運営してきました。堂内には本尊の不動明王がま つられ、「頭燃を救うが如し」 の扁額が掲げられ、心の安らぎ を求めて坐禅に来る人を待ち受 けています。
円覚寺居士林。
夢窓疎石の直弟子であった円覚寺56世曇芳周応の塔頭で正式には済蔭庵といいます。現在は禅道場「居士林」として在家の禅道場として有名です。居士とは在家の禅の修行者のことです。白隠派の禅と唱えた今北洪川の影響で、明治時代に円覚寺では在家信者の居士禅が盛んになりました。広く一般の人向けに坐禅会が催され、学生座禅会、土日座禅会と初心者でも参加できる坐禅会が定期的に開かれています。建築は牛込にあった柳生流の剣術の道場であったものを昭和3年に寄進され移築しました。
在家修行者のための専用道場です。居士とは一般在家の禅の修行者のことです。
仏殿の左手の居士林(こじりん)は在家の為の座禅道場で、建物は柳生流の剣道場を移築したもの。
居士林では座禅会・宿泊座禅会が体験できます。
坐禅会を体験この建物は老朽化により改築されるらしい。
坐禅会を体験この建物は老朽化により改築されるらしい。
円覚寺 舎利殿。
| 名前 |
居士林 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0467-22-0478 |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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座禅会に参加しないと中に入れないらしい。