ミニ富士山登山、楽しもう!
下練馬の富士塚(北町浅間神社)の特徴
手入れが行き届いた富士塚は圧巻の美しさです。
登山道ルートが複数あり愉しめるコンパクトな富士塚です。
東武練馬駅近くの商店街に位置しアクセスも便利です。
富士講が盛んだったころ作られたとされる下練馬の富士塚、標高1/100北町の富士山とあり3776mの1/100は約37mなのだがどう見ても5~6mにしか見えず登って見ると山頂に三角点のような埋め込みに十二支の子・卯・午・酉の包囲と海抜37.76mの表記があり納得。
とても手入れが行き届いた富士塚です。登れます。富士塚は富士山の再現です。どこまで再現するかはかなり自由で、各地の富士塚を見て廻ると個性があり楽しめます。こちらは再現度が高く、ボク石(溶岩)で全体が覆われていて標高まで富士山の1/100と書かれています。登山道も複数あります。すぐ近くに民家があり2階の窓を見下ろす高さなのに登れます。急峻で踏み場が狭いので下りは要注意です。
思ったよりも標高が高く、登山道もいくつかのルートがあります。ストレートに登るコースやぐるっと迂回するコースなどです。景色もなかなか。
たまたま通った旧川越街道の北町浅間神社の境内に下練馬富士を見つけてしまいました…これは素通り出来ません。創建時期は不明ですが、5代将軍徳川綱吉の頃には町をあげての祭礼もあったのだそう。江戸時代に下練馬上宿・中宿の丸吉講(まるきちこう)によって築かれたと考えられています。丸吉講は埼玉県新座市周辺で栄えた富士講のひとつで、江戸中期から明治には江戸八百八町に富士講の講中が組織され、江戸八百八講と呼ばれるほどに隆盛していたそう。下練馬の富士塚のほかに赤塚諏訪神社富士塚、赤塚氷川神社の上赤塚富士、練馬区の氷川神社富士塚、中里の富士塚と都内には丸吉講の築いた富士塚だけでもこんなにあるそうです。旧川越街道の宿場町で富士大山道の道筋でしたので、みなさんの崇敬を集めたようですね。この富士塚は下練馬富士と称され、明治初頭に数度改修・増築の記録があり昭和2年にも修復が行われました。1993年に下練馬の富士塚として練馬区有形民俗文化財の指定を受け、2014年にも大改修が行われたんですって。7月1日の御山開きと2月3日の節分祭は町をあげて盛大に執り行われるようです。かなり登り甲斐がありますよ。
とても小さな境内ではありますが、富士塚としてはきちんとしていました。町中にあるので景観は望めませんが、ゴツゴツした山肌が雰囲気を出していました。東武練馬の駅から近いので、近くまで行ったら立ち寄ってみると良いと思います。
東武東上線の東武練馬駅近くにある富士塚。山頂までのルートが直登コースやつづら折りコースなどいくつか用意されていてなかなか面白いです。山頂の標高は37.76メートルとのことで富士山の100分の1の高さになっているのも面白いところ。いつでも登れるように開放されていますよ。
富士塚頂上の眺めは想像以上です。
商店街にあります。標高37.76m。
下練馬の富士塚は、高さが約5メートル、径が約15メートルあり、標高は富士山の3376メートルの100分の1の33.76メートルだそうです。江戸時代に作られ明治・昭和に改修工事があったそうです。もういくつかの富士塚巡りをしてる中でも立派だし、すごく保存状態と今も登拝する方に親切な看板等があり保全と継承がちゃんとされている富士塚だと思いました。
| 名前 |
下練馬の富士塚(北町浅間神社) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
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登山してきました。100分1の富士山に登頂できるとのことで伺いましたがこの辺に高台なんてあったかな〜?などと思い納得です海抜ですので高さにして三階位で頂上から直ぐ横を見ると隣には窓が有ります。登頂には細かくつづら折りしないと1合目の次がいきなり3合目になりますので…後、足元が意外と凸凹なのでちゃんとした靴がお勧め。