100円で楽しむ渋谷の歴史。
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館の特徴
國學院大学近くの静かな住宅街に位置し、意外に広い内部で充実した展示を提供しています。
1月21日火曜日から3月23日の日曜日迄開催中の「鍋島侯爵家と松濤」展を見て来ました。ハチ公バスのバス停が目の前にあるので便利です。地下2Fの文学館は渋谷区に在住していた作家達の詳しい案内。2Fには同潤会代官山アパートの昔の1室をリアルに再現していました。入場料は大人100円でした。3月1日土曜日2時から4時には講演会「鍋島家と梨本宮伊都子の日常」を講師は國學院大學栃木短期大学準教授の内山京子氏の無料の講演会があり参加しました。大型スクリーンを使って盛り沢山の分かり易い説明良かったです。
渋谷区は明治・大正の東京市(15区)には入らない郊外で、1932年に東京市の仲間入りしました。今の繁栄からは想像できませんが、そんな渋谷の歴史を知りました。1階には企画展スペース、地下2階には渋谷にゆかりのある文学者の展示があります。ここから徒歩数分の所にある國學院大学博物館・文学館、塙保己一資料館と3館まとめて見学すると面白いです。
他区の博物館より、狭い建物で地味だけど意外に楽しめる、しかも100円一階は特別展示ゆみちゃんの横顔平岩弓枝の資料展 何と代々木八幡宮司の娘だったとは!地下2階の文学館では歴史上の作家がこれだけ渋谷区に住んでいたとびっくりするし、2階の博物館では渋谷トレビアをたくさん知ることができます。ほぼ撮影禁止なので、是非國學院博物館塙保己一資料館とセットで訪ねて欲しいですね。
渋谷在住の方も、そうでない方もふらっと寄ってみるといいと思います。レトロなものが好きな私には最高でした。
渋谷駅からは遠いが100円で楽しめる資料館。特別展の渋谷今昔写真が良かった。2階は常設展も先史時代から現代までの展示が分かりやすく面白いです。おすすめ。近くの塙保己一記念館もセットでご覧下さい。100円で乗れる区営バスが20分おきに通ります。
▼他のローカルガイドの方々の評判があまり高くないため、期待せずに行ったのが良かったかもしれません。▼今のスクランブル交差点で外人さんが360度カメラ振り回して撮影しているような観光名所としての渋谷となる以前の、レトロな昭和に浸ることができました。▼特に地下2Fにある渋谷を中心とした文学者たちの場所は、また行ってしっかり時間を掛けて見てみたいと思いました。▼今の渋谷も当時の渋谷も1点共通性があるのは、文学でも今のネット上のアニメでも、渋谷が昔からコンテンツ創作の中心的役割を担っていたということですね。▼そんなことを考えながら、渋谷の中心街の喧騒を離れたこの小さな博物館で1,2時間を過ごすのも贅沢な時間だと感じますよ。
さすが都心の博物館兼図書室、内部は意外に広く、渋谷の歴史を概観できます。とてもきれいな内観です。地下には文学館もあり、与謝野晶子の赤裸々歌と鉄幹の返しの歌のやり取りが、今の男女の想いと何ら変わらないことが、知れてなんだか嬉しい気持ちになります。一度は訪れてみても良いかと思います。
JR山手線渋谷駅新南口右手の道を直進して明治通りに出て右折し恵比寿駅方面へと進み東交番前交差点で左折して直進した國學院大学を越えた右手にある郷土博物館兼文学館である。南口からは徒歩にして13〜15分程度の距離である。入館料は博物館、文学館兼用で100円である。博物館は2Fで考古学的資料の展示や大正〜昭和初期の民家の再現展示等があり、文学館はB2Fにあり奥野健男の書斎の再現展示や与謝野鉄幹、三島由紀夫等渋谷区に縁のある文学者達の展示がある。小規模な博物館ではあるが近くには国学院博物館等もあるので散歩も兼ねて訪問するのも良いのでは。
渋谷区の区立博物館です。ただ、内容としては少し片寄りがあり、二階の歴史博物館としての展示は近現代史が比重の多くを占め、渋谷城跡や渋谷氏などこの地域にまつわる歴史で気になる史跡や伝承などは殆ど取り上げられていません。地下の展示はかなり多くの文学者が渋谷にゆかりがあることが分かりますが、一人一人がやや駆け足で取り上げられているようにも思えました。勿論、私個人の感想のため、渋谷区の近現代史に興味がある方には十分だとは思います。ただ、通史的に渋谷を捉えるには些か薄味だと感じました。
| 名前 |
白根記念渋谷区郷土博物館・文学館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3486-2791 |
| 営業時間 |
[木金土日火水] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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渋谷区の郷土博物館です。入場料100円です。写真を撮れる箇所が非常に少ないです。今の大都会から想像できない渋谷ののどかな写真を見られたりギャルが既に博物館に展示される歴史扱いになっている事に時代を感じました。昔は35区で新宿が淀橋区・牛込区・四谷区に分かれていたり、「北多摩群が世田谷区にS11年に編入された」等があり「だから、高級住宅街のイメージがある世田谷区が世田谷とは思えない程田舎の場所があるんだ!」と納得したり、原宿にマンモスがいた形跡があったりとても興味深かったです。