ミシュラン2つ星に輝く、神楽坂の隠れ家。
ル・マンジュ・トゥー(Le Mange-Tout)の特徴
結婚記念日を祝う特別な日にピッタリな神楽坂のフレンチ名店です。
谷昇シェフの手がける八朔の砂糖漬けは、一週間の煮詰めで生まれた絶品です。
トリュフやシカのステーキなど、見た目も美しい料理の数々が楽しめます。
谷シェフのお料理からは、ただ五味を満たすだけではない深い味わいを感じ取ることができます。きっとこれを円熟味と表現すればいいのだろうと学びました。まだまだご活躍されることを祈っております。
谷シェフが率いるル・マンジュ・トゥーは、14年連続でミシュラン2つ星を誇る名店で、2022年には1つ星に落ちましたが、料理の質は変わらず、素材の良さを引き出しています。季節を感じながら、心地よい雰囲気の中で素晴らしい料理を楽しめます。店内は狭いですが居心地が良く、16席の落ち着いた空間があります。充実したワインリストも魅力です。料理はシンプルでありながら、豊かな味わい。アミューズやデザートまで、一つ一つが心を豊かにします。特にアミューズのトリュフのカヌレやホタテのマーブルムースは感動的で、特製の蝦夷ジカのコンソメも繊細な味わいです。前菜やメインの料理も、伝統的な素材を活かしたモダンフレンチで、特に鴨料理はシェフの心遣いを感じます。デザートの洋梨のコンポートやモンブランは春の訪れを感じさせ、満足感を与えてくれます。ミシュランガイド2022での評価についても触れられ、店の方針が変わらないことが伝わります。この素晴らしい料理体験を通じて、ル・マンジュ・トゥーの伝統と革新が感じられ、次回の訪問が楽しみです。
神楽坂にあるフレンチの名店。ルマンジュトゥー都内のフレンチとしては、一時代を築いたお店と言っても過言では無いと思います。場所は神楽坂の裏道にありあの迷路みたいな裏路地に点在しています。一軒家で一階が誰でも見れる厨房になっており、ここら辺の考え方も斬新でした。やはり第一線を張っているシェフって素晴らしい方が多いですね。この日のコースは、・アボカドマグロのタルタル・5種類トマトサラダ、トマトのコンソメ・ツブ貝サラダ、ホタテの感想を薄くした物・自家製生ハム・タラ、ミソソースアンディーブのロースト・エゾジカ、赤ワインソース・もものコンポート・マンゴームースクラシカルな料理でしたが、基礎をしっかり守られていて素晴らしいお食事会でした。
結婚記念日ということで初訪問。シェフの谷さんはとても良い人で楽しい時間を過ごせました。普段フレンチをあまり食べる事がないため、凄さがあまり分からなかったのですが、とても手が込んでいて美味しかったです。ワインとシャンパンは値段がするだけあってとても美味しかったです。もっとフレンチの事を勉強してからまた行きたいと思います。
フレンチの名店、神楽坂にあるルマンジュトゥー。クラシックフレンチの良さを知れる名店ですね!フレンチの伝統とシェフの美味しいものを食べてほしいという想いが詰まった料理。それを感じられる素晴らしい料理でした。料理それぞれが美味しいんですが主張しすぎずバランスが良いんです。あ、これが王道フレンチだったなと改めて感じられて楽しかったです。フレンチ好きでなくても料理が好き、食べることが好きな人は必ず一度は体験して欲しいお店です。前菜のカエル料理、ホワイトアスパラのグラタン、自家製ハーブとイサキ(だったかな)のサラダ、フォアグラとうさぎ肉のパテ、オマール海老、仔牛のステーキなどなど。
煮詰めては冷ましを一週間続けた、八朔の砂糖漬け。感動しました。
初めての訪問。ご主人のお人柄のように、穏やかだけれど、力強いお料理でした。タイムラグがありますが、忘備録として…
ひとしなひとしな、まるで料理が、もしくは料理を通して料理人が語りかけてくるような錯覚をおぼえた。ありふれた驚きとかではなく、このひとくちはこの味をそのひとくちはその食感を今感じて欲しいと伝わる。是非、また物語を味わいにお伺いしたい。
予測を超えた8品,3時間弱の非日常,フランスのフレンチのように胃にもたれない食後の感覚。
| 名前 |
ル・マンジュ・トゥー(Le Mange-Tout) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
03-3268-5911 |
| 営業時間 |
[金土月火水木] 17:00~21:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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神楽坂の静かな路地を10分ほど歩いた先、ふと現れる一軒の小さな扉。扉を開けると、谷シェフが笑顔で2階へ案内してくれます。階段を上るとわずか10席だけの特別な空間。控えめな佇まいとは裏腹に、一歩足を踏み入れれば、まるで時間がゆっくり流れ出すような、静謐で研ぎ澄まされた空気に包まれます。厨房に立つのは、御年73歳の谷シェフ。長年の修羅場と挑戦を経て辿り着いた、研ぎ澄まされた料理の境地。ソースはフレンチの要でありながらも、その一滴に哲学が宿るような軽やかさと深みを併せ持ちます。火入れも絶妙で、香ばしさの奥にしっかりと素材の滋味と水分が残っていて、「これが“熟練”ってことか…」と舌が納得してしまう。クラシックをベースにしつつ、スパイスや食感でほんのり遊び心も。とある一皿は、まるでフランスの古都とエスプリの効いたアトリエを一緒に旅しているような感覚。無駄を削ぎ落とした構成が、むしろ料理の本質を際立たせています。サービスを担当する楠本さんの所作も柔らかく、料理に込められた物語をそっと引き立ててくれる名脇役。食事が終わるころには、「味」ではなく「体験」として記憶に残る、そんな夜になっていました。正直、この価格でこの体験は…価値がありすぎる。料理とは、手段であり、表現であり、人生そのもの。谷シェフのお料理をいただいた後、そんな言葉がふと頭に浮かぶ。静けさのなかに優しさが宿る、唯一無二の“食の対話”でした。そして食べ手としての素養を考えさせられる夜にもなりました。フレンチの世界は奥が深すぎる。