麻布十番で彩る銀杏の秋。
浄土真宗 本願寺派(西) 麻布山 善福寺.の特徴
善福寺には樹齢750年の天然記念物のイチョウが存在しています。
開創は824年、弘法大師にちなんだ歴史ある寺院です。
麻布の静寂な環境の中で、都会的な眺望を楽しむことができます。
港区元麻布。824年に空海(弘法大師)によって創建されたと伝えられています。本尊は阿弥陀如来。鎌倉時代に親鸞が当時を訪れ、弟子である了海によって浄土真宗に改宗しました。了海は善福寺の中興の祖と言われています。安土桃山時代には織田信長と戦う浄土真宗本願寺の勢力に援軍を送り、江戸時代には幕府からの手厚い保護を受け、三代将軍の徳川家光は本堂を寄進しました。幕末の1859年に、アメリカ合衆国のタウンゼント・ハリスが駐日公使に着任すると、このお寺はアメリカ公使館となりました。しかし、攘夷を唱える人々の襲撃を受けて、寺の庫裡(くり)や書院が消失する憂き目に遭います。それでも僧たちは公使館員を守り、日米の友好の絆を深めました。しかし、皮肉にも1945年の東京大空襲で伽藍は失われてしまいました。1961年、大阪にある東本願寺八尾別院本堂を移築しました。近隣は麻布十番商店街で多くの人で賑わいますが、このお寺は人は殆どいなくて、静かな空間が広がっています。
この辺りは散歩をしながら桜をめでる良いエリア。参拝させていただきありがとうございました。
都内でも古くから古寺の割には観光化していなくて静けさが保たれています。参道は長くお寺の格を感じます。墓地はとても広く都心とは思えない面積です。福沢諭吉や越路吹雪などの有名人のお墓もあるお寺です。
麻布氷川神社から善福寺へと向かうことにしたが、近道と高層マンションの手前を右折すると行き止まりになった。結局、坂道の袂まで降りることになり、余計な労力を使うはめになった。幕末の初代アメリカ公使館跡とのことと、墓地からの眺めは格別である。
麻布にある善福寺を訪問しました。このお寺は、824年弘法大師空海によって創建され、都内では浅草寺(628年)、調布深大寺(733年)につぐ古刹の一つです。鎌倉時代には浄土真宗関東六老僧のうちの一人了海によって浄土真宗に改宗され、現在に至るまでその法燈が受け継がれています。最初の印象は麻布十番にある有名人が来るお寺という印象でしたが、よく調べてみると武蔵国における真宗を代表するお寺で、特に真宗(一向宗)に対して厳しい対応をとった小田原北条氏との窓口となって対応していた非常に重要なお寺だったことがよく分かります。(1560年、長尾景虎が関東になだれ込み窮地に陥った北条氏康が、景虎の本領を脅かすために本願寺顕如に加賀衆を越中国へ侵攻させて欲しいと善福寺を介して依頼したという話や、その後条件付きながら分国中での活動を認めた善福寺宛ての「北条家掟書」も非常に興味深いです)図書館に行って少し下調べをしてから善福寺を訪問してみました。麻布十番駅からは歩いて10分ぐらいの距離にあり、お寺と後ろにそびえる高層マンションとのコントラストがとても面白いです。お寺の境内を見学しますと、謂れのある立派な銀杏が見事で、幕末にハリス公使を迎えたことを記念して建てられた石碑もありました。また有名人のお墓もあるようです。10分ぐらいの滞在時間で奥にある受付で参拝印を頂き、善福寺の背負ってきた歴史の重さを感じることができただけでも麻布まで来てみて良かったと思いました。
鴨脚樹が色づく12月に訪れて見ました😊 山門から見える高級マンションがとても都会的であり神秘的なのかも知れないなぁ。と感じながら中へ入り本堂を眺めていると一隅で20個近い斗供(四面湾曲に削られた鬼斗と呼ばれる珍しい斗供も)が組まれているであろう三手先?迄延びた斗組に圧倒されます😳 次に正面を見上げると二手先の斗組に彫刻を施した尾垂木、向拝柱の木鼻のゾウ(とても似て見えますが牙が付いているのがゾウ、無いのがバクだそうです🐘)がまた立派🎶更に本堂脇に回ると途中から軒周りが壁の漆喰と同色に塗られた屋根周りのツートンカラー🎨もスタイリッシュで、何処か都会的に見えてしまったのは自分だけでしょうか😅とはいえ本堂はとても歴史が古く、1788年、京都に建てられてから3回の移転を乗り越えての本堂はとても壮大でH21.10.27には港区指定有形文化財に登録されたそうです📚そんな善福寺は鎌倉仏教のひとつで鎌倉初期に親鸞上人が教えを説いて展開した浄土真宗本願寺派の寺院であり、浄土真宗とは大乗仏教のひとつだそうです🕰️そして浄土真宗とは一言で云うと「出会いの仏教」として知られており、「かけがえのない尊い命」を修行ではなく念仏で阿弥陀仏への感謝を称えましょう😊という教えだそうです☝️日が落ちると通りを挟んで様々な出会いが在りますが、今日の様な明るい日差しの下での出会いもとても楽しい気持ちになれました😆😆😆
慶長から歴史のあるお寺です。とても大きく、本堂までの道にはさまざまな他の寺があります。親鸞聖人ゆかりの地でもあり、親鸞銀杏や柳の井戸などがあります。またハリスが最初に滞在していた場所でもありました。
朝9時前後、午後2時過ぎは隣接している幼稚園の送迎車で多少ざわざわしますがそれ以外は至って静かな場所。逆さイチョウの大木が壮観。
背後のフォレストタワーが御神体のように見える寺院。歴史の転換点に幾度も登場するスゴい寺院らしい。銀杏の樹齢が750年。墓地は撮影禁止。
| 名前 |
浄土真宗 本願寺派(西) 麻布山 善福寺. |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-3451-7402 |
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 8:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
|
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麻布十番駅から歩いて10分ほど、麻布の住宅街を抜けた先に広がる静かな一角にあります。大通りの喧騒から離れ、ゆったりとした空気が流れていて、散策の途中で立ち寄るのにちょうど良い距離感です。【雰囲気】境内に足を踏み入れると、都心とは思えない落ち着き。大きな本堂や立派な山門は歴史を感じさせ、木々に囲まれた空間は四季ごとに違った表情を見せてくれます。春は桜、秋は紅葉が特に美しく、時間がゆっくりと流れるように感じました。観光客だけでなく、地元の方々がお参りに訪れる姿もあり、地域に根付いたお寺であることが伝わってきます。【おすすめポイント】東京都内で最古級といわれる浄土真宗のお寺で、弘法大師が建立に関わったとも伝えられる歴史の深さが魅力。境内には由緒ある仏像や石碑が点在していて、歩くだけでも学びと発見があります。寺務所では御朱印をいただくこともでき、旅の思い出に彩りを添えてくれます。【注意点】観光地化されすぎていない分、売店やカフェなどはありません。純粋にお寺の静けさを味わいたい人には理想ですが、長時間滞在よりは散策の一部として訪れるのがちょうどよいかもしれません。【体験してみた感想】都会の真ん中にぽっかりと現れる静寂の空間で、心がすっと落ち着きました。境内を歩くだけで、日常のざわめきが遠のいていくような感覚。麻布という華やかな街で、こんなにも穏やかな時間を過ごせる場所があることに感動しました。歴史と静けさに触れる貴重なひとときとなりました。