国重要文化財の美に触れる。
慶應義塾図書館 旧館の特徴
福澤諭吉の生涯が展示され、見応えのある内容です。
1912年竣工の近代赤レンガ建築で、歴史的な価値があります。
耐震工事後、2階も一般公開され、充実した展示が楽しめます。
東京建築祭で訪問🚶外観の美しさ、ステンドグラスの華やかさも圧巻。
建築として評価。東館から入るとドラマチックです。言わずと知れた ペンは剣より強し な学校のシンボル的な建物です。震災や戦災で被害を受けつつも壊滅的な被害にならなかったので保全修理を繰り返して今も健在です。建設当時は三田の高台角に建つので見通しが良く、とても目立っていました。現在はビルで遠くからは見えませんが、東館から入ると棟内を突き抜ける階段の先に八角塔が見える仕掛けがされています。現在は・福澤諭吉記念 慶應義塾史展示館・カフェ八角塔としても使われているので、内部のステンドグラスも見ることができます。
福澤諭吉の生涯が展示されています。
歴史ある私立大学のキャンパスには各々シンボルとなる建築物がある。私学の双璧である早稲田と慶応義塾にもあり、大隈講堂に対して旧図書館がある。創立50周年の明治45年に完成した華麗な建物は曽禰達蔵、中條精一郎の設計によるゴシック様式の傑作である。正面玄関入ってすぐの階段上にはステンドグラスが飾られていて慶応義塾の校訓とも言える「ペンは剣より強し」を現している。一階右手には喫茶店が、二階には今年出来たばかりの大学史展示館があり、無料で観る事が出来る。
耐震工事をしたのち2階も一般公開されるようになりました。キャンパスに来た際に立ち寄るべき場所の一つです。
2021年に開設した慶應義塾史展示館。福澤諭吉の生涯と大学の歴史、戦争の記録なども含め、包み隠さず展示してある。タッチパネルなどの技術を活用し、無意識のうちに、自分が何をすべきか考えさせる仕掛けになっていると感じた。
2階で行われている福澤諭吉展、めちゃ見応えありました。写真は1階から2階へ行く階段の踊り場にあるステンドグラスです。ペンは剣よりも強し、いつの時代にも力強く響くメッセージですね。
2階の資料室では、福沢諭吉の生涯と慶應義塾の歴史の展示があり、充実した内容です。福沢諭吉が、現在一般的に持たれているイメージと異なっており、非常に興味深かったです。
近代赤レンガ建築の最高峰のひとつ。この場に立つと、自然と口ずさむ。「嗚呼 我が 義塾 慶應 慶應 慶應」と。
| 名前 |
慶應義塾図書館 旧館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-5427-1517 |
| 営業時間 |
[金土月火水木] 10:00~18:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
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慶應義塾図書館旧館1912年(明治45年)に竣工となった本建築物は、ジョサイア・コンドルの弟子である曾禰達蔵と中條(ちゅうじょう)精一郎が設立した曾禰中條建築事務所の設計によるもので、国の重要文化財に指定されています。1982年(昭和57年)に図書館新館が開館した後は旧館と呼ばれるようになったとWikipediaに記述がある通りです。私は1984年から三田で学んだ者ですが、当時、一般図書の多くは、既に新図書館に移っていて、照明の暗い旧館には、数えるほどしか入っていなかったことは、本当に悔やまれる思い出です。先週の土曜日の午後、当施設の見学と、内設のカフェ「八角塔」に美味しいと評判のカヌレをいただきに行ってきました。重厚でスタイリッシュな旧図書館を改めて目の当たりにし、40年前の記憶が蘇り、ちょっと郷愁を感じ嬉しくなった次第です。(2025年8月23日訪問)