歴史を感じる白金台、旧公衆衛生院。
港区立郷土歴史館の特徴
港区白金台の歴史を感じる旧国立公衆衛生院の建物を利用した博物館です。
大正時代に建設された壮観な建物では、時の流れが静かに感じられます。
地元の歴史や美術に関する書籍が豊富に揃った図書室が魅力的です。
区や市の博物館系は正直、予算の関係でそれなりのところが多いのですが、ここは港区立といってもかなり見応えがある施設です。旧国立公衆衛生院の建物なのでまず建物が大きく歴史があり立派です。入館料も300円と格安です。そして港区中心の案内というよりも江戸、東京の歴史といった展示が多くオススメです。
最寄り駅のすぐお隣から入場できるのでお手軽な観光地です。一番最初は出口側の入り口が見えます。その横に外で案内兼ガードマンさんが入口案内をしています。建物重視で見たいなら展示物のチケットなど買わなくても中に入れるよ。一階のカフェ、暑い日だからオススメするよ!と教えてくれたのでその通りに。正門から入るとすぐチケット売場の人がいますが建物だけみたいです、と話すと案内パンフレットをくれました。皆さんどうぞどうぞ、という感じで建物だけ見に来る人が多いようでした。正面の丸いエントランスは目を惹く。建物全体のシンメトリーや金具の一つ一つが面白く。よい見学ができました。週末の15時辺りでしたが入場する人も多くなく、人が入り込むような撮影になりませんでした。個人的にはエントランスと、エレベーターの上下と受付後の窓。そして奥にある講堂がオススメ!カフェのコメはカフェの方に入れます。
特別展を見てきました。土曜日は20時まで開いているので常設展までゆっくりと見れました。基本は港区にまつわるものの展示なので、知らなかったことが多く楽しかったです。建物自体も見応えのあるものでした。(旧公衆衛生院)
旧国立公衆衛生院。まずは建物の保存、活用が素晴らしいです。港区の歴史に関する常設展はとても見応えがあります。企画展も良いです。スタッフの方も皆様丁寧です。
歴史的に貴重な建物を使用し、見ごたえたっぷり。一見の価値があります!建物の講堂は、ドラマ『虎に翼』の高等試験会場のロケでも使用されたようです。建物だけでも十分満喫できるのですが、企画展も常設展も充実して良かったです。特に素晴らしかったのは、コミュニケーションルーム。学芸員さんが縄文土器など展示物に直接触れさせてくれました。人生初の体験に感動しました。縄文土器、弥生土器などは学芸員さんがいる時間帯に依頼すると触れさせてくれるようです(午後にいらっしゃることが多いそうです)。剥製等の展示物はいつでも触わってOKなので、太っ腹だと思いました。建物全体的に職員さんがたくさん配置されていて、安心感もありました。お勧めです!
大正に建てられた「公衆衛生院」を改修し港区の博物館として利用されています。建てられたのはかなり前ですが、建物の内部はかなりリフォームされており、トイレや廊下などはかなりピカピカです。講堂や院長室などは昔のままで残されており、緩急が素晴らしいです。利用者はそこまで多くないですが、最近設置されたであろうピカピカの自動改札がある上に施設職員の人が各フロアに配置されており、リフォームもされて施設全体もかなり美しいという港区の有り余る財源を体感できます!!笑ロビーの吹き抜け空間は石造りですが、様々な色の石が使われておりとてもオシャレです。特に床の白と黒の組み合わせはセンスバツグンです。展示の内容は港区の成り立ちや歴史、海の自然など多岐に渡ります。江戸・明治は有名人が屋敷や邸宅を構えており、知っている人がよく出てくるので面白かったです。
港区白金台戦前に建てられた旧公衆衛生院の建物を改修したものです。常設展300円に用が無ければ無料で利用できます。図書室もコミュニケーションルームもカフェも。常設展は港区の歴史を極めたい人にとってはいいでしょう。(僕は頭に入らなかった)でも建物好きにはたまらないと思いますし、係員が謎に多いコミュニケーションルームでは剥製も骨格標本も触れます(普通触れないよね)
白金台駅を出てすぐの所にある歴史博物館。中の展示もとても良いが、外側の建築が一見の価値がある。昭和13年(1938年)に東大建築学科教授の内田祥三により設計された旧公衆衛生院を活用している。外観はゴシック調で日比谷公会堂や拓殖大学茗荷谷キャンパス等を想起させるが、建物内は公衆衛生を謳うだけあり白を基調としたシンプルな構造をしている。建物内外は撮影可だが、展示スペースは一律撮影不可である。展示スペースも小さな部屋毎にテーマを絞り、わかりやすい説明となっており、港区の歴史から東京湾の成り立ち、問題点を理解しやすくしている。
歴史館内は撮影禁止のため、写真は全て無料エリア(ゆかしの杜)の物。港区の古代から現在に至るまでを歴史を出土品や資料を展示して紹介している。中でも「海」に関しては埋立の広がりと環境の変化など多岐にわたる解説だった。また、江戸時代は幕府(武家)、寺社に町人と豊富な資料に目を奪われた。300円(一般)を払う価値は確実にある。
| 名前 |
港区立郷土歴史館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
03-6450-2107 |
| 営業時間 |
[金日月火水木] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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終戦80年 戦争を見つめなおそう展を見に行きました。子ども達にもわかりやすい説明がなされていて、よかったです。当時の疎開の大変さを綴った日記や子ども達にも必勝の為の貯蓄を促す生命保険会社の広告、敵の兵士をやっつけるぬりえなどの展示を見ることで、大人だけでなく子どもも挙国一致体制に組み込まれていたことがわかりました。改めて平和の大切さを感じました。戦後は新橋駅前に闇市ができましたが、その写真もありました。港区ならではの歴史です。こちらの建物は昭和13(1938)年に竣工した旧公衆衛生院で、当時の院長室や講堂が保存されており無料で見学できます。とても美しい内装です。