歴史を感じる庚申塔と馬頭観音。
常福寺の庚申塔の特徴
寛延2年に誕生した庚申塔の歴史的価値が感じられます。
文化8年に建立された馬頭観音が魅力的なスポットです。
戦国時代に創建された常福寺の歴史が息づいています。
戦国時代真っ只中・天正7年創建の常福寺。その山門脇に2基並んで鎮座。向かって左は寛延2年(1749年)建立銘あり。立体感に圧倒されつつもよく見ると下の鳥さんやお猿さんにもそれぞれの顔に表情が見てとれて、これを彫った石工さんは素晴らしい腕をお持ちだったんだな…と感動しきり。右の三宝荒神さんは文化8年(1811年)。こちらはなんとなく表情がコミカルで、でもよく見ると足の親指がしっかり上を向いていたり。細かな箇所まで丁寧に彫られています。どちらも比較的保存状態良く、恐らく建立当時とさほど変わらないであろう迫力のまま拝観出来るのは有難い事ですね。大通りからは外れていますが地元の方が自転車で抜け道として使う路地に面しているので、訪問時にはちょっとだけ注意が必要かなと思います。
| 名前 |
常福寺の庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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庚申塔は寛延2年(1749)、馬頭観音は文化8年(1811)、福田稲荷の由来はわかっていない。