旧日光街道の歴史、桝形の穀米屋。
角穀跡 小島定右衛門邸の特徴
旧日光街道の北側に位置し、アクセスも魅力的です。
枡形の場所で歴史を感じられる好立地です。
旧日光街道が折れ曲がる特徴的なポイントにあります。
かつて、杉戸宿 日光側の桝形にある穀米屋だった小島定右衛門邸と蔵です。右衛門さんは商才に長けており、近くの古利根川を利用して日本橋蛎殻町や門前仲町といった場所の4 つの商店と情報を共有し、相場の変動にあわせた米取引を行っていたとはびっくりです。杉戸宿の面影を今に伝える貴重な建物であり、その佇まいは目を惹きますが、車両の往来が多く、かつカーブ(桝形)地点なので気をつけてください。
旧日光街道が右へと折れ曲がる場所にありました。このカーブ、元々は枡形だったそう。枡形というのは城の入口に設けられる虎口の一つである枡形虎口と同じく、道を2回直角に曲げて門を設ける事で外敵の侵入を妨げる効果がありまして、つまりはここが日光街道杉戸宿の端、日光側からの入口となっていた場所ですな。こちらの建物は「角穀」と呼ばれた米問屋のもので、「角」に建つ米「殻」問屋だから、「角穀」。かつては母屋の隣に建つ蔵以外にも合計4つの蔵を持ち大いに栄えたそうです。
| 名前 |
角穀跡 小島定右衛門邸 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
旧日光街道の北側の枡形のところにあります。屋号は、枡形のとおり「角」にある「米穀問屋」を意味しています。米を輸送する時は、近くを流れる古利根川を利用していたそうです。現在も枡形になっていて、狭いうえに交通量が多いので、見学の際は慎重に。