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富岡市指定重要文化財。傍らの案内板が詳しいので抜粋します。三間×二間の入母屋造桟瓦葺の二層門で、江戸時代に諏訪地方で成立した、建築彫刻に重点を置く大隅流様式の木造の山門。下層中央間の台輪上部、木鼻、幹支輪、蟇股等の彫刻が優れ、組物や虹梁は質素で落ち着いた造りになっている。文久三年(1863年)の建築と記された棟札と大隅流棟梁矢嵜善司の銘のある設計図が保管されている。大隅流棟梁の関与と建設年代が確定できる貴重なもので、破損箇所少なく、当初の姿を良く残しております、大隅流宮大工の県内の活動を示す貴重な山門だという。ところで、同じ富岡市の上高瀬の「薬師堂」も確か、大隅流だと記憶しています。なかなか力強い建築で素晴らしいです。ちなみに設計図は見ていません。