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糠部神社内にあり、近くに地域センターや警察交番があることから、この地区の中心がこの辺りなのでしょう。富岡市指定重要文化財。説明板を抜粋すると地蔵菩薩は慈悲をもって衆生の苦しみを救ってくれる仏として信仰され、特に平安時代の末法思想が盛んになると庶民の間にも、その信仰が広まった。この石造地蔵菩薩立像は、建治二年(1276年)12月24日、講中36人によって地元産出の石材を用いて造立された。総高61.5cmで後部は一部欠損していますが、像は完形です。彫法は光背を持つ半肉彫で、全体に彫は深く、首も明瞭に彫られています。蓮弁は鎌倉時代の典型的を表し、同じ彫法を持つ石像に比べても優れている。年号から、市内はもちろん県内でも最古に帰する石造地蔵でこの時代の地蔵菩薩立像の基準を示すものとして貴重な石像仏である、という。昔の人は信仰心が篤かったのか、感心しました。それと、こちらも風通しが良く、暑さを感じませんでした。妙義の菅原神社みたい。