信越国境の隠れた城、仙当城。
仙当城跡の特徴
市河氏が築いた歴史深い山城の遺構です。
信頼性のある歴史的背景を持つ城跡です。
信濃と越後の県境に位置する重要な地点です。
仙当城(せっとじょう)については史料や口伝なく詳細は不明。戦国時代より前から栄村~野沢温泉に通じる古道があり、馬頭観音もあることから明治時代まで主な生活道路であった。戦国時代末期に上杉謙信の跡目争いで御舘の乱が勃発すると、景勝は対抗する景虎の後ろ盾である北条氏の援軍が三国峠を越えて津南から飯山方面へ進軍するのを警戒し、千曲川流域の今井城と赤沢砦、栄村から野沢温泉に通じる仙当城を大幅に改修し、更に陣城として雨引城を築き最前線としたと考えるが、どうであろうか。土木作業量は想像を遥かに超え、縄張のスケールは信濃の山城の中でも桁違いで度肝を抜かれる。在地土豪の市河氏が築けるシロモノではなく、当初は武田が対上杉用として築きその後は上杉が改修を重ねたと思われる。栄村指定史跡。
信越国境に築かれた山城。とにかく土木量がハンパないので山城好きな人には是非オススメしたい城郭ですが、月の輪熊が生息しているエリアらしいので複数人での登城が望ましいと思います。
2024/4/13市河氏が築いたといわれる。市河氏は武田氏に従った後、森長可、上杉景勝に属し、会津移封に従い廃城になった。遺構の抜群の凄さは実際に見て頂きたい。春でも堀底の残雪が美しかった❄️
| 名前 |
仙当城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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信濃と越後の県境に位置する境目の城。その来歴はほぼ何もわかっていない。場所はJR飯山線横倉駅から千曲川を渡った先の月岡集落の山中。登山道の入口がわかりにくいので、地図をよく見て登山口を探す必要がある。入口から主郭まで比高約160m。距離にして約1㎞の道のりで30分は必要である。尾根に出るまでは勾配もきついが、尾根に出ると緩やかな登りとなる。ただし、注意が必要なのはここは熊を始め野生動物が跋扈する奥深い山中であること。どこから熊が出てきてもおかしくない雰囲気である。仙当城の遺構は素晴らしい。他では見ることができない土の芸術と呼べる城である。見事な竪堀、横堀、切岸が状態良く残っている。夏でも藪はほぼなく、これだけでも感動ものなのだが、圧巻なのが、主郭と二郭の間にある巨大な空堀とそれにかかる土橋である。空堀と土橋の幅は20m以上、空堀は深さ10m以上と圧倒的である。仙当城はこの地を治めていた国人領主市河氏によって築かれたというのが定説である。しかし、一介の土豪にできる土木量ではない。それほどにこの城は圧倒的なのである。確実に巨大勢力の力が加わっていることが想像できる。とすれば、越後の上杉氏もしくは信濃侵攻後の武田氏が有力であろう(市河氏は武田氏→滅亡後は上杉氏に従った)。仙当城は上杉氏もしくは武田氏による信濃越後間の侵入を防ぐ防衛拠点だったのではないだろうか。これ程の城が文献などに記載がないのも不思議である。山城好きは間違いなく感動できる城である。熊の危険性があるので、自己責任となるが、私は単独で熊スプレー片手に音楽を鳴らしながら進み幸い熊に会うことなく帰還できた。