とちぎ山車会館で祭りの迫力体感!
とちぎ山車会館の特徴
とちぎ秋まつりの生のお囃子が響く中、豪華な山車展示が魅力的です。
祭りの迫力をデジタル技術で体験できる充実した内容の博物館です。
3台の実物山車や春の陣イベントで、栃木の山車文化を深く学べます。
職員さんから凄く丁寧な説明を受け、とちぎ秋祭りの背景を存分に理解することが出来ました。また、館内に展示されている3台の山車は定期的変わるようです。更に、一度しか表舞台に出たことがない豊臣秀吉の人形は必見です。
土曜日の昼下がり、休憩がてら「とちぎ山車会館」へ。んっ!?駐車場に車が一台もない!?え、もしかして休館日!?と思いつつ、入り口に近づくと自動扉が開きました。よかったー!なんと来館者は自分ひとり。まさかの“貸切状態”で、贅沢に栃木の祭り文化を満喫!立派な山車(だし)に見とれつつ、個人的ベスト・オブ・展示品となった、座布団の上に置かれた「獅子舞の頭」!!う〜ん。晒し首にも見える。でも、この存在感。見れば見るほど愛着が湧いてきました。熱気を感じる祭りのはずなのに、静けさが同居する、ちょっと不思議な空間を経験してみて下さい!
【栃木の山車まつりの歴史】栃木に山車が誕生したのは、明治7年(1874)県庁構内でおこなわれた神武祭典の時でした。町三丁目が東京日本橋の町内が所有する山王祭出の静御前の山車を購入し、泉町が宇都宮から買い求めた鼓鳥の山車を賑やかに参加させたのが始まりです。これを機に、山車への関心が高まり、各町共大工や人形師に、山車を作らせる動きが活発となりました。明治26年(1893)、栃木県最初の商業会議所開設許可に係る祝典では、万町一、二、三丁目が三国志の人形を東京日本橋本石町に住む人形師・三代目原舟月に依頼して制作し、町二丁目は神武天皇の人形を乗せた山車を新調して参加しました。新旧六台が競演することとなり町をあげての喜びにひたりました。更に明治39年(1906)の神明宮・招魂社祭典では、室町が桃太郎の山車で参加して今日のかたちが出来上がりました。また、大町の弁慶の山車や明治の初めに購入した町の獅子頭がまつりに華やかさを添えています。とちぎ山車まつりの名目は、当初は神武祭となっていました。その後、神明宮・招魂社祭典を主軸に、会議所の視典、ご大典奉祝祭に巡行してきました。昭和12年(1937)の市制施行視を境にしてからは、おおよそ5年毎に開かれることとなり、市発展のまつりへと姿がかわり、現在では「とちぎ秋まつり」として、隔年開催となりました。
2年毎の11月に開催されるとちぎ秋祭りに関する資料館。次回開催は2026年11月。山車は江戸式で15基あるうちの3つが展示されており町内は10みたいです。祭りとしては明治初期から開催され歴史はわりかし浅いが山車はかなり立派です。川越まつり会館で見た限りだと東京都内には江戸式山車はないらしい。なので見にくる価値はありますね。三国志の劉備、関羽、張飛が鎮座されており人形は他の山車に比べると大きいです。
地元のお祭り「とちぎ秋まつり」を中心とした展示物や、歴史を紹介する施設です。入館料は大人500円、中学生以下は無料。1階では高さのある3台の実物の山車が間近で見れて、背景のスクリーンには祭りの様子や説明が流れます。2階は展示が中心で、まつりが始まったキッカケや山車についてなど、スタッフの方が丁寧に説明していただきました。
大きな山車が置かれています。実際に祭りに使用されている山車と同等のものが目の前で見れるので見応えあります。15分程度の映像の上映会もあります。他の館の4カ所セット料金で購入するとお得に入館できます。
蔵の街大通の一区間を「とちぎ秋まつり会場」の為に(令和6年11月1日〜3日)の間 自動車通行止にし開催……リズミカルな生のお囃子が流れる中 華やかで 絢爛豪華な「江戸型人形山車」計14台が一堂に並び 観覧する人達の眼を引いて居ました。
有形無形文化財の栃木の祭りと山車の展示がある。山車は高さがあり迫力満点。祭り文化を後世に伝える施設。
展示されている山車がどのように巡行されるか 迫力ある祭りの映像でよくわかりました。係員の方の丁寧な説明 も良かったです。
| 名前 |
とちぎ山車会館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0282-25-3100 |
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 9:00~17:00 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
栃木で山車が発展した歴史を、映像上映、展示資料から学ぶことができます。常にやっているかわかりませんが、スタッフが説明しながら案内してくれました。ざっくりいうと、水運で江戸とつながりがあり、かつ文化に理解のあった豪商や自治体が積極的にお金を出したり祭りの機運を醸成し、豪華な祭りを運営してきたという感じですかね。資料館自体もお金がかかっていて、山車を映像上映中に動かすターンテーブルとプロジェクターが2つずつあって、臨場感のある上映でした。2階では展示資料に関してスタッフの説明を聞いていましたが、とても分かりやすく丁寧で、栃木の山車の概要が理解できました。これで500円はとても安い。