袖師が浦の一葉松、歴史の証。
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| 名前 |
袖師が浦の一葉松 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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かつて「一葉松(ひとはまつ)」と呼ばれるクロマツが当地沿岸(袖師が浦)一帯に分布し、地元中学校の校章のモチーフとなったり、"一葉松音頭"が作られたりと地域の象徴となっていましたが、港湾開発やマツ材線虫病により姿を消し、今ではここに数本が残されるだけとなっています。一葉松の名は、平安末期、源義高(木曾義仲の嫡子)の許嫁だった公家の姫が、義高がいた鎌倉に向かう途中でその死を知り、嘆きの一首"こころなき松も二葉に散るものを なとてかひとり住みのこるへき"を残して袖師が浦に入水し、以来、この地の松が一葉になった、という物語に因んでいます。クロマツの針葉は基本的に2本葉で、それはこの松も同様です。しかし低率で1本葉が生じる事があり、三保松原保全研究所の調べでは、普通のクロマツでは2%以下のところ、一葉松では12%と異様に高いことが発表されています。驚きですね。郷土史として、また個体群としてもかなり貴重な松であると考えられます。