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| 名前 |
小有洞 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
小有洞の魅力は、低さと狭さにあります。門をくぐるには自然とすこし頭を下げ、身体をすぼめる必要があります。この小さな動作が知らず知らずのうちに心にブレーキをかけ日常の速度を落としてくれます。門の向こうには石段が続き両側には竹が密に植えられていますが、視界はあえて開かれず、奥の様子はよく見えません。小有洞は景色を見せるための門ではなく、「見えないものの気配」を感じさせる門。そこを一歩またぐことで訪れる人、街の喧噪から山里の時間へとゆっくりとギアを変えていくことになります。