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宇都宮藩における罪人の処刑場跡。江戸中期宝暦年間に起きた籾摺騒動の首謀者であった鈴木源之丞らも,市中引き回しの上,ここで打首に処された。その際には,千人近い人々が詰め掛けたという。なお,市中引き回しの裸馬については伝馬町と池上町の遊郭が負担し,罪名を掲げる板については材木町,手桶については曲師町,火焚の薪は小門町で負担するのが通例だったとか。往昔,首塚・胴塚・馬塚と呼ばれる塚が近隣三箇所(豊郷村竹林の外れのどこかで,もはや正確な場所は確認できないものと思われる。当地は胴塚跡とも首塚跡とも云われていた。)に点在していたそうだが,いまはいずれも現存しない様である。また,かつては白骨が塚の周りに埋もれているのが見れたとも。