伊万里湾の絶景を感じる新田川。
新田川第2排水機場の特徴
新田川第2排水機場は、腰岳を源に持つ排水施設です。
干潮時に河口の水門が解放されて流出します。
増水時には河川に滞る特有の水流を持っています。
腰岳を源とする新田川の流水は、下流の搦田が海抜0㍍のため、常時伊万里湾に注ぐのではなく、河口の水門が、伊万里湾の潮の干満によって、解放した時(干潮時)に流出するもので、水門が閉じな時は、上流から流れ込んだ水は河川に滞り、新田川は著しく増水する干拓地特有の河川です。このため、新田川改修以前は、田畑の冠水、農作物の被害は勿論、住宅の被害も度々でした。こうした被害を解消するため、『小規模河川改修事業』として、昭和44年(1969年)から15年の歳月をかけて、上流の大坪町西円蔵寺・金谷橋から新田川河口水門までの改修工事が行われました。この工事に併せて、『市道上伊万里〜八谷搦線』の三十間橋に併設されていた三十間井堰も改修され、新田川は拡幅されて、昭和58年(1983年)工事は完了しました。この河川改修事業によって、搦田の冠水や住宅への浸水も解消され、住み良い町になりました。(二里町誌H25年3月より抜粋)
| 名前 |
新田川第2排水機場 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
〒848-0031 佐賀県伊万里市二里町八谷搦東八谷搦245 |
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伊万里市街地より北西部に位置する新田川第2排水場。新田川からの淡水と海水を隔てる役割がある。中には災害時に対応するポンプ等があり、定期点検をしてる所をたまに見かける。