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鎌倉時代に建立されたと記載あり。老松宮の境内にひっそりと佇む石造五重塔は、鎌倉時代後期に造られたとされる貴重な遺構です。花崗岩で造られた厚肉式の五重塔で、相輪部分は失われていますが、基礎から五重目までがよく残り、当時の石造技術の高さを今に伝えています。周辺には古い寺院跡も多く、民衆信仰が広がった時代の痕跡を感じさせる場所。塔の造形には熊野の坂東寺系統の影響も見られ、南北朝期(14世紀頃)の作と考えられています。