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大学院の山門(薬医門)は本柱二本の後方に控柱を設け、柱の上に笠木(梁)を渡し切り妻造り本瓦葺きの屋根を載せています。本柱の間に縦板張りの門扉を設け、そこに宗紋の「五七の桐」と乳鋲を付けています。本柱の横左右に瓦屋根を載せる袖塀を設ける、上部を白壁とし下部を縦板張りとしていて左側の袖塀に潜戸を付けています。通路の上の梁には山号や寺号の扁額ではなく「三猿の彫刻」が掲げられています。