周辺のオススメ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
新しい市立八幡病院の駐車場の壁に埋め込まれている記念碑です。保存される事になった八幡市民会館の隣に八幡図書館は建っていました。図書館は昭和30年に建設された、製鉄所の廃棄物を流用した鉱滓煉瓦を用いた独特なデザインの建物でした。設計は建築家の村野東吾です。広島の世界平和記念聖堂や東京の日生劇場を手掛けています。八幡出身だった事もあり、復興の際に造られた八幡市民会館やひびき信用金庫本店、また既に解体された八幡駅前の平和ビルや旧小倉市民会館も設計しています。戦後復興から高度経済成長期に入るまでの期間に、八幡では日本全国に先駆けて先進的なインフラや建築物が建設されていったのです。製鉄所を中心として活気に溢れ、八幡が一番輝いていた時代だったのでしょう。一枚の記念碑を見て、そんな昔に思いをはせるのです。