説明板を見て得る、新しい発見!
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| 名前 |
キリシタン灯籠 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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説明板の写し。太平寺所有のキリシタン灯籠は、竿石が十字架の形を呈しマリアを思わせる人物像が陽刻されているキリシタン遺物の1つです。宝珠、笠、火袋、中台は欠失(現存のものは後補)していますが、弾圧が厳しくなったころに処分され、道祖神や地蔵尊のように偽装して礼拝されたものと推測されます。また、灯籠が建っている場所は土地の人々が念仏道といっている古道で、隠れ信仰にはうってつけの場所であったものと思われます。黒雲母花崗岩でできたこの灯籠は、秀吉および家康に仕えたキリシタン奉仕者で茶人の古田織部(1544〜1615年)の好みである、織部灯籠の形式に属しています。なお、製作年代は不明ですが、竿の型や文字・模様のないことから江戸時代中期のはじめごろと推定されます。