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桜池は南竜院公(徳川頼宣公)が紀伊藩主として慶安三年(西暦一六五〇年)殖産興業に思いをいたし永田灌漑の源として工を起し作業人員延四二五〇〇〇人をもつて慶安五年夏完成されたもので再来長田、池田、田中、粉河に亘る三六〇ヘクタール余の田を養い今日に至つたのでありますが堤体は長年の波浪により浸蝕され各所に漏水もあり満水百上の余裕なく台風時には波浪が堤防を溢水し一朝事であれば多くの生命財産を奪う危険にさらされ桜池改修こそ地元民の切なる願いでありましたが昭和三十九年度小野県政五期の時代に県営工事として採択され昭和四十一年度総工費四七〇〇万円余を投し完成したものでここに記念して碑を建立するものであります桜池土地改良区理事長 神保猛雄桜池土地改良区総代会議長 前田三郎。