大原遺跡の魅力を体感!
| 名前 |
大原遺跡 |
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| ジャンル |
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| HP |
https://www.kikuchigawa.jp/sub_cultural_properties/detail/35 |
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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大原(おおばる)遺跡。弥生時代後期~古墳時代初頭(3世紀)の集落遺跡。一帯は住宅地となっているので、遺跡が見られるわけではないが、玉名市が発行しているリーフレット(玉名の遺跡シリーズ4大原遺跡)や調査報告書によると、弥生時代後期の竪穴建物跡を中心とした多数の遺構と多量の遺物が出土したらしい。遺物の中には、島原半島出土と共通する土器、中国で作られた鏡の破鏡や、福岡市の今山産の石斧、阿蘇産ベンガラなど、有明海沿岸、北部九州や阿蘇地域との交流を示すものがあり、また籾殻痕のみられる土器片や石包丁、鉄製穂積具など稲作が行われていた痕跡も見つかっている。大昔ここに住んでいた人々は、米を作り各地域と交流していたのかと考えながら、この地を見ると面白い。弥生時代の大集落遺跡群のひとつとして「菊池川流域日本遺産」の構成文化財になっている。