工場の歴史を感じる散策。
日本海軍航空技術廠本庁舎跡地の特徴
残された電話所や書庫が、歴史的価値を感じさせる場所です。
第一実験準備室や第四研究所が、当時の技術の痕跡を物語っています。
材料倉庫を視覚的に体験できる、貴重な歴史の一部となっています。
電話所、書庫、第一実験準備室、第四研究所、材料倉庫が残っています。このピンの場所にあった本庁舎は解体されて跡形もありません。かつての姿を写真で紹介する案内板が立っているだけです。という何も無しかと思ったら違いました。案内板にはこの一帯が海軍航空廠で、どんな建物があったのかを記しています。その案内板の右手、日本和紡興業の中に古い建物が5棟あります。地図と照らし合わせると、電話所、書庫、第一実験準備室、第四研究所、材料倉庫です。電話所は霞ヶ浦の海軍航空隊戦闘指揮所に似ています。窓枠のモルタルが剥がれて煉瓦が見えています。3階建の第四研究所も同じく煉瓦造です。溶断されていますが、工場敷地からはみ出す方向にゴツい庇の跡が残っていて、ここ一帯をひとつの施設としていたのが見て取れます。海が近く建物の傷みが進みやすい立地なのに、こうして維持している日本和紡興行に感謝致します。建物の写真は日本和紡興業にアップしました。
| 名前 |
日本海軍航空技術廠本庁舎跡地 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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工場の敷地内なのでかろうじて残ったのでしょう。中に立ち入ることはできませんが道から見ることができます。大切な歴史遺産です。保存していただきたいです。