建長寺別院で高台の絶景参拝!
半僧坊本殿の特徴
建長寺の裏山に位置する半僧坊は、石段を登った先にあります。
高台からは眺望が素晴らしく、特別な体験ができます。
定期的に受けられるご祈祷が、心を癒してくれるひとときです。
一日数回、定時にご祈祷を受けられます(有料)。
建長寺の裏山にある鎮守の半僧坊参道は整備されているものの結構な石段を登るのでご注意めされよ天狗の石像がお出迎え。
ヒョンとしたことから、スピリチュアル系の雑誌に目を通してみたら「天狗」が特集のように掲載されていました。天狗は妖怪なのか神なのか・・・。そんな事から、鎌倉建長寺の奥山にある半僧坊(はんそうぼう)本殿に天狗様が祀られていた筈だと思い出して物見遊山と洒落込んでみたのであります。天気も秋晴れでしたし!(笑)建長寺の由来を文献資料等で紐解きますと、創建は鎌倉時代の建長五年(1253年)となっており、770年もの古刹であります。五代執権北条時頼(ほうじょうときより)が宋の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を招いて開いたとする、日本で初めての禅専門道場とのことであります。臨済宗建長寺派の大本山であり、鎌倉五山の第一位となっています。正式名称は「巨福山建長興国禅寺」で、本尊は地蔵菩薩です。JR横須賀線北鎌倉駅を下車して、円覚寺側の線路沿いの小道から「北鎌倉古民家ミュージアム」前を通りながら建長寺を目指して1kmほど歩きますと山門(横に鎌倉学園高校)が目に入ります。1886年(明治19年)に修行僧学校として「宗学林」を建長寺境内に設立されましたのが、現在の鎌倉学園高校の前身となっています。余談になりますが、そんないわれからサザンオールスターズの桑田佳祐さんが同高校の卒業生ということから、2003年6月に建長寺境内でライブコンサートが特別に開催されて約2500名ほどが集まった経緯があります。じ来、音楽を楽しむ若者にも建長寺の名は馳せましたね。(笑)考えてみますと、15年ぶりほどの訪れになりましょうか。道すがらに点在していた店舗もかなり様変わりしていましたが北鎌倉の風情が懐かしいです。ギャラリー空間を2階に設けていたお洒落なカフェも、今ではフランス料理店(ヴァレドール)になっていました。(時間があれば入りたかったです。笑)総門をくぐって拝観料五百円也を収めてから社務所内のパンフレットや陳列品に目を配っておりましたら、これまた懐かしい達磨人形がズラリと並んでました。山号が巨福山(こふくさん)ですから、大きな福を呼ぶ片目達磨が人気商品になっています。パンフレットにも記載されていますが、「けんちん汁」の発祥は建長寺の和尚が作ったと言われてますね。山門の横にお蕎麦屋「五山」がありますが、売りは「けんちん蕎麦」で幟(のぼり)を立てています。お値段は千円(税込)しますがお試しあれです。美味しかったですよ。(笑)総門から三門、仏殿、法堂(はっとう)と進み、左側の登り道から半僧坊道に入ります。急勾配の登りには石の階段(約250段)ですが、かなり足腰に堪えます。ゆっくり歩いて20分〜30分ぐらいで半僧坊本殿に着きます。最後の階段になりますと4体の烏天狗像が出迎えてくれますよ。(実際には参道に12体あるそうですが、足元ばかり見ていましたから気付きませんでした。笑)社務所で絵馬を購入してから裏面に祈願本文と氏名を記入しまして成就の祈祷をお願いしてきました。しかし、絵馬に描かれていた天狗様は烏天狗でなく鼻高天狗でした。確か、先の雑誌『岩戸開き』9号の記事では、天狗には4種類が別格のように書かれていたと思いますが、同一の神格や威徳の面もあることがわかりました。本殿横には見晴台があって、富士山と相模湾が眺望できます。今月下旬ぐらいになりますと周辺の木々一面が紅葉になりますから、さらに景観が素晴らしくなると思います。半僧坊本殿から天園ハイキングコースの入口にもなっています。秋の行楽にお勧めです。さて、話は建長寺と天狗に戻りますが、半僧坊建立の由来を調べてみましたら、明治23年(1890年)に建長寺の当時管主が静岡県浜松市の方広寺(後醍醐天皇の皇子「無文元選禅師」(むもんげんせんぜんじ)が開いた寺)から勧請したそうで、半僧坊大権現(天狗)を建長寺の鎮守(地霊をしずめ、その地を守護する神)としたとのことであります。私は、仏教や神道からほど遠い門外漢の身でありますが、一つの疑問が浮かんで来たのであります。それは、建長寺創建以来637年間の鎮守はどうなっていたのでしょうか?果たして有ったのか無かったのか?なぜ明治になってから新たに鎮守を必要としたのでしょうか?なぜ天狗なのでしょうか?浅学非才なる私の頭に浮かんだ結論(勘ぐり)は、従来の寺社が神仏習合の価値観で成り立っていたところ、明治維新の太政官布告「神仏判然令」(神仏分離令とも)が生んだ廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の法難から逃れる為の方便策だったのではないだろうかと。また、天狗なら純粋な仏でなく神のようですし、勧請元になった浜松市の方広寺は後醍醐天皇の皇子が開いた寺でもありますから、明治政府の国家神道を推進する神祇省(じんぎしょう)からも睨まれぬ知恵だったのでは・・・と。帰り道、山門横の蕎麦屋「五山」で名物「けんちん蕎麦」を賞味しながら、こんな愚論を巡らせていた次第であります。(笑)たまには平素の仕事や人間関係から離れて、幽玄に触れるような散策も良いものです。そんな意味合いからして、ここ鎌倉建長寺は適地だと思いました。お出掛けください。
建長寺の脇道から長い登り階段の先にある眺望の素晴らしい建長寺の別院です。通称「半僧さん」。長年にわたり祈願を続けている方も多い様で私も幼い頃から両親に連れられ毎年元旦に参拝して五十年が過ぎました。
高台からの眺めは最高!お天気なら富士山も見えます。
境内はとても広いです!全部まわるには半日かかります。山にも上りますので動きやすい靴で。
| 名前 |
半僧坊本殿 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0467-25-1773 |
| 営業時間 |
[水木金土日月火] 8:30~16:30 |
| HP | |
| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
階段にヒィヒィと言いながらなんとか登りきり、ありがたく参拝させて頂きました。見事な天狗の彫像が迫力満点です!