興味深い場所で新発見を!
天神山城跡の特徴
天神山城跡は歴史を感じられるスポットです。
鎌倉市山崎に位置する文化財としての魅力があります。
古代の姿を残す自然と調和した景観が楽しめます。
非常に興味深い場所だった。歴史的な意味合いは別として、好奇心を満たしてくれた事で高評価を付けさせて頂だく。まず「天神山城」の存在は資料が乏しく、詳しい事は何一つわからない。「玉縄城」の支城とする話が優勢だが、鎌倉時代〜室町時代には砦として存在したとの意見も目にした。ネットの情報では、ほぼ出典が明確にされておらず、さらに転載を重ねられている上に、個人の想像が正解の様に書かれていて参考にするには注意が必要。一方「鎌倉市教育委員会」からは「天神山城の調査」と題された発掘調査報告書が出されているので「城」としては認識されている様だ。ただし、この発掘は天神山裾の古墳〜中世にかけての住居跡の調査である。北野神社の参道階段脇は左右に平場が無数にあり山全体が雛壇状になっている。いつの時代の物か判らないのがもどかしいが、その造作を目にするだけで好奇心が掻き立てられる。拝殿、本殿の脇から裏に道が続いており、遺構を求めて突き進んでみると、レビューで拝見した倒れた石碑に辿り着く。確かに「弘法大師」が彫られ「高野山奥之院」の文字も見てとれる。そのまま奥に突き進むが…道が…無いに等しい。かなり藪漕ぎ状態だったが、少し開けたと思ったら前述の石碑同様の物が多数、目に入っただけでも十数基、しかも大部分が倒れている。流石に禁断の地に踏み込んだのかと、背筋がゾッとした。石碑を調べると、やはり「弘法大師」が彫られ、この周辺の碑には八十番台の番号が振られている。なるほど、四国八十八ヶ所巡りが行われていた跡かと推察した。もう、完全に道は無いが崖下を覗くと眼下にも石碑が目に入る。好奇心に負けて崖を降りるよね。落ちるとも表現するかもしれないが笑やっとの思いで辿り着き石碑を調べると、やはり番号が彫られ、先のものより若い番号。ミニ霊場は間違い無い様だ。そこからは藪漕ぎと崖落ちの繰り返しで五十番台までは確認したが、そこまでだった。下から見上げて見ると微かに九十九折の様に感じられる。麓から順番に登って行き、最初に見掛けた「高野山奥之院」が結願所だったのだろう。こうしたミニ霊場は江戸時代に流行し、都内にはまだ存在すると聞く。鎌倉の天園ハイキングコースの一部にも「大師道」としてかつてはミニ霊場が存在した。もう、城跡どころの話では無くなってしまったが、この山全体が雛壇状の平場で囲まれており、造作が施された時代さえ判れば非常に興味深い遺構と考えられる。ただし、石碑探索はお勧めしない。本当に崖なので、危険過ぎます。
| 名前 |
天神山城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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