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この常夜燈は、一見すると普通の石造物に見えますが、その台石には古くからの信仰を伝える貴重な「盃状穴(はいじょうけつ)」が刻まれています。盃状穴とは、石造物などに人間の手で刻まれた盃状の穴のことです。千田八幡宮の常夜燈では大小さまざまな盃状穴が確認できます。これは、子孫繁栄を祈る信仰の一つであると言われています。穴の形状から液体を入れるには適さなかったため、穀物を供物として祈りを捧げた可能性が指摘されています。この常夜燈は文化3年(1806年)と比較的新しい年代のものですが、この風習は大正時代頃まで行われていたとされています。千田大峠の宝篋印塔にも盃状穴が見られます。