標高660mの史跡公園で歴史散策。
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| 名前 |
吉成隧道 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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町道沿い、標高660m付近に所在する史跡公園となります。駐車場も設けられ、おおよそ5台程度駐車可能です。先ず目に入るのが大規模な石垣であり、その歴史は江戸時代にまで遡ります。「吉成家の石垣」との名称があり、造りは兵庫県に所在する「竹田城」と同様の「穴太積み」と呼ばれる技法を用いられ築かれています。石垣の脇には上がり口が設けられており、石垣の最上部迄歩みを進める事も可能です。この場所からの景観は素晴らしく、樹高が高く、美しく間伐された杉林や、遠くにそびえる標高の高い山々は、周囲の静けさとも相まって時の流れが止まっているかの様でした。引き続き隧道を探索しました。当初、隧道は車の通行出来る様な一般的なトンネルを思い浮かべましたが、この場所に所在する隧道は、トンネル型の「農業用水道路」となります。入口となる道標が有り、早速中へ入ってみました。水道路内は大人が腰を屈んで何とか移動出来る大きさとなります。中は真っ暗で、スマートフォンのライト機能を頼りに進みました。足下は少量の水が流れており、一部水溜まりが出来ていました。壁には所々照明が備え付けられていましたが、点灯の有無並びに時期等は現在の所不明です。水道路内の石積みは頑丈な造りとなり、壁面や足下には土や根等は無く、予想以上に美しく保たれていました。甘い土の香りや、途中、天井の隙間から射し込む外の光が幻想的で、非現実的な環境がもたらす数少ない状況に心踊らされました。後半、継続して屈んで移動したせいか腰に負担がかかりましたが、出口が見えた時の感動は大きかったです。まるで子どもの頃に経験したロールプレイングゲームをクリア出来た様な、童心に戻れる達成感を得られる、自然の中のリアルなアクティビティとも言えそうです。但し、幾つか注意点も上げられ、水道路内は携帯電話の電波が遮断されるせいか概ね圏外となります。又、後程写真を見て気付いたのですが、天井や壁面には様々な環境生物が暮らしていました。夏期等には冷暗所を求めて蛇等の爬虫類が現れるかも知れません。特に「農業用水道路」との位置付けがありますので、雨水等による水道路の状況、安全面の配慮を最優先となされる事が何より重要となりそうです。何より、これ程のスケールを誇る石垣、水道路内の石積みを、重機を使わず手作業で築き上げた先人達の知恵や工夫、胆力は現代人には想像がつかない程の並々ならぬ努力が実を結んだものと伺い知れます。今後もより多くの人々が足を運ばれる観光資源の一環として後世に伝えられる事を切に願います。