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戦時徴用され、帰国できなかった神馬の顕彰碑です。立札には、初代神馬。山川房吉氏により、昭和5年(1930)8月に奉納され、神域の守護として敬慕されてきたが、大東亜戦争末期の昭和19年(1944)に、戦時物資統制令により徴用された。、とあります。戦時中の軍馬徴用については、『軍馬の戦争 - 戦場を駆けた日本軍馬と兵士の物語 -』(土井全二郎著:光人社)にエピソードが集められています。涙無くして、読む事ができせん。大切な働き手として、家族同様に過ごしてきた馬が、青紙(人間は赤紙)で招集されます。人間は、復員した方も多くありますが、徴用された馬達は、遂に一頭も戻る事はありませんでした。時代柄、国への奉公との忠勇の想いもあったとは思いますが、やはり、大切にしていた神馬を供出することは、村の人々は耐えがたい辛さもあったでしょう。勇ましい馬の像の傍らに、この神馬の顕彰碑があります。どうぞ手を合わせて成仏を願い感謝の気持ちを伝えて下さい。