本郷のタイル画、驚きの出会い!
フェニックス・モザイク「岩間がくれの菫花」の特徴
東洋学園大学の西壁に位置する陶片壁画が魅力です。
文京区の街角に突如現れる、圧巻のタイル画です。
岩間がくれの菫花の存在感に目を奪われます。
東洋学園大学の壁面のタイル画。昭和36年に建てられた前校舎のものを保存したもの。ちなみに同校の卒業生には映画「カメラを止めるな」やテレビドラマ「絶メシロード」などで主演を務めた濱津隆之がいます。
| 名前 |
フェニックス・モザイク「岩間がくれの菫花」 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
03-3811-1696 |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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🎨🧩 フェニックス・モザイク「岩間がくれの菫花」は、本郷の東洋学園大学1号館西壁にある大きな陶片壁画で、文京区の街角に思いがけず現れる見応えのある作品です。東洋女子短期大学の開学10周年記念事業として1961年に制作され、デザインと制作指導は建築家の今井兼次が担いました。今井兼次は、日本二十六聖人記念館や桃華楽堂でも知られる建築芸術家で、ガウディ研究を日本に紹介した人物としても名高く、この壁画を前にすると、本郷の大学キャンパスにかなり本格的な戦後モザイク芸術が残っていることがよくわかります。作品名の「岩間がくれの菫花」は、イギリスの詩人ウィリアム・ワーズワスの『Lucy Poems』を踏まえた題名で、学園側の説明では、小さな美しいすみれの花に当時の学園の姿を仮託したものとされています。しかも素材にはタイルだけでなく、学生、卒業生、教職員が持ち寄った陶器の破片や不要となった器物も使われたとされ、単なる装飾壁画ではなく、学校に関わる人びとの手や記憶が実際に埋め込まれた作品だとわかります。題名にある「菫花」、作者の今井兼次、そしてワーズワスという三つの名前を意識して眺めると、この壁画の見え方はかなり深まります。この作品は2007年、創立80周年に合わせて建てられた現1号館に継承され、そのことが評価されて文京区の「文の京都市景観賞 景観創造賞」を受賞しました。古い作品をただ保存したのではなく、新校舎の景観の中に生かし直した点まで含めて評価されたわけで、本郷の街並みの中でこの壁画が今も生きている理由がよく伝わります。大学の壁面作品ではありますが、学内の記念物にとどまらず、壱岐坂通り沿いの地域景観そのものを形づくる存在として見ても面白いと思いました。