藤坂、傳明寺の由来を感じる。
藤坂の特徴
藤坂は坂下にある伝明寺の近くに位置しています。
藤坂の名前は、藤寺と呼ばれた歴史があります。
歴史的な背景を持つ藤坂は魅力的なスポットです。
📍Google Mapにスポットとして登録申請したところ、承認いただきました。小日向の藤坂は、文京区の坂道の中でも、名前の由来と周辺の地形がきれいに噛み合っている地域です。場所は小日向4丁目3と4の間。春日通りの「小石川5丁目」交差点付近から南東へ下り、伝明寺の前へ向かう短い坂で、坂学会や文京区の景観資料でも「藤坂(富士坂・禿坂)」として挙げられています。つまりこの坂は、今も残る坂道であると同時に、文京区が景観資源として認識している歴史的な坂でもあります。名前の由来がまず良いです。文京区の観光クイズでも説明されている通り、坂下の曹洞宗 伝明寺 が俗に「藤寺」と呼ばれたことから、この坂は「藤坂」と呼ばれるようになったとされます。さらに別名として 富士坂、禿坂 が伝わるのも面白い。富士坂は、かつてこの坂から富士山が望めたことにちなむ名。禿坂は、周辺が湿地で、河童を意味する「かっぱ」を「禿」と書いた伝承に結びつくとされます。坂名ひとつに、寺の通称、遠望、土地の水気という三層の記憶が入っているわけです。しかも、このあたりは地形の読み応えがかなりあります。文京区は武蔵野台地の東端に位置し、小日向台地や小石川台地、その間の低地や谷が複雑に入り組むことで、多くの坂道が生まれた地域です。藤坂の周辺もその典型で、旧記には 清水谷 の名が見え、昔は湧水や湿地の気配があったことがうかがえます。文京区を歩いていると、坂道は単なる高低差ではなく、湧水と寺町と旧町名の記録そのものだと感じますが、藤坂はまさにその実例でした。派手な観光名所ではないのに、歩くと小日向の土地の古さがよく分かる。こういう坂が日常の道として残っているのは、かなりありがたいです。[初回25年→26年6月再訪]
| 名前 |
藤坂 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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藤坂(ふじざか)坂下の傳明寺が藤寺とも呼ばれたことが由来。さらに別名として富士坂、禿坂(かむろざか)が伝わる。富士坂は嘗て富士山が望めたことに由来する。禿坂は周辺が湿地で、河童(かっぱ)を意味する漢字を「禿」と書いた伝承に結びつくともされる。