小石川四丁目で歴史散歩を!
| 名前 |
歴史と文化の散歩道・記念碑 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 24時間営業 |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
〒112-0002 東京都文京区小石川4丁目14−12 6階 |
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
小石川四丁目にある「歴史と文化の散歩道・記念碑」は、この一帯が東京都の「歴史と文化の散歩道」に組み込まれていることを示す道しるべで、いわば小石川寺町散歩の入口を知らせる存在として読むとわかりやすいです。東京都の「歴史と文化の散歩道」は、都内に残る歴史的・文化的資源を系統的に結ぶ散策路として昭和58年から平成7年にかけて整備されたもので、小石川寺町散歩はその池袋コースの一部、茗荷谷駅から菊坂へ至る約2.4キロの道筋に位置づけられています。小石川四丁目という場所にこの記念碑があることで、ただの住宅地の一角ではなく、文京区の寺町と坂と文学の風景へ入っていく結節点なのだと感じられました。この碑を手がかりに周辺を見ると、小石川の土地の履歴がいっそう見えてきます。小石川は、江戸時代には武家地が広がる一方、明暦3年の大火ののちには多くの寺院が移ってきて、いまの「小石川寺町」と呼びたくなる景観が形づくられました。近くには傳通院があり、傳通院は慶長7年に徳川家康の生母・於大の方の菩提寺として創建された寺として知られます。小石川四丁目のこの碑は、そうした傳通院、寺町、小石川という固有名をひとつの散歩道の中に結び直す役割を持っているように見えます。これは周辺史の整理にもとづく読み取りです。現地での印象としては、大きな史跡そのものというより、歩き方の視点を与えてくれる碑です。ここから先をただ通るのと、「歴史と文化の散歩道」の一部だと意識して歩くのとでは、見えるものが変わります。小石川寺町、傳通院、菊坂という文京区らしい名前が一本の線でつながり、小石川四丁目の静かな街路にも、江戸から近代へ続く町の厚みが感じられました。派手ではありませんが、散策好きにはかなり味わいのある記念碑だと思います。