東京都戦没者霊苑、御製の碑で心静まるひとときを。
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| 名前 |
御製の碑(侍従長 入江相政書) |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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これは、文京区春日一丁目の東京都戦没者霊苑にある「御製の碑」で、礫川公園のすぐ北隣、文京区内そのものにあります。碑の側面に見える「侍従長 入江相政書」のとおり、侍従長だった入江相政が揮毫した碑で、霊苑内にある御製碑の一つです。東京都戦没者霊苑は、先の大戦における東京都関係戦没者約16万人を慰霊するため、1960年6月に建立された施設です。この碑に刻まれているのは、昭和55年11月17日の日本遺族会創立30周年記念式典に際して示された御製で、本文は「みそとせを/へにける今も/のこされし/うからの幸を/ただいのるなり」と読まれます。意味としては、三十年を経た今もなお、遺された同胞、家族、縁ある人びとの幸せをただ祈っている、という内容で、戦没者追悼と遺族への思いが重なった歌です。東京都戦没者霊苑を紹介する記録でも、この碑は「御製(日本遺族会創立30周年記念式典)」として確認できます。礫川公園側からこの碑に出会うと、春日の穏やかな公園景観の延長に見えますが、実際には、江戸時代の水戸藩上屋敷、近代の陸軍砲兵工科学校跡地、そして戦後の慰霊空間という、かなり重い時間が折り重なった場所です。御製の碑は、その中でもとくに「追悼」と「遺された人びとの平安」を静かに言葉にした碑で、東京都戦没者鎮魂の碑や角田房子の由来文とあわせて見ると、この霊苑全体の意味がよく見えてきます。