桂中学校隣の神社、阿波山上。
阿波山上神社の特徴
桂中学校の隣に位置する神社でアクセスが便利です。
延喜式内社として歴史のある名社が魅力です。
常陸國 那賀郡の神社として、多くの信仰を集めています。
神名帳の常陸國那賀郡の項に記載のある式内社。社名の読み方について、現在は「あわさんしょう」と読むが、「あわやまのうえの」と読んでいたようだ。なお、三代実録には「阿波神」として記載がある。忌部氏が阿波國から安房國へ、そして茨城県南部、さらに北上して当地に来た痕跡のように思うが、社伝にはその記録はない。当社は社伝によると、大宝元年(701)の創建。少彦名命が粟の穂を手にして童子の姿で老木に降臨したという。御祭神は主祭神が少彦名命。この老木は降子の大杉といい、参道にあった。昭和47年9月に落雷があり、その翌年に伐採された。今は石垣で囲まれている。・社伝によると、少彦名命は大國主命の到着をこの地で待っていたが、来なかった。そのため「待つのはつらい」ことから、この神社の近隣では今でも松を植えないとのこと。・この境内の入口、鳥居の脇に大山草庵の跡がある。これは親鸞上人が越後から常陸に入って、布教の中心とされた場所と伝わっている。そして、この場所は開宗宣言の地とされるので、もっと有名であってもいいように思う。当時この大山には師であった法然上人の門下であった行観上人が開いたという阿弥陀寺があって、親鸞上人は1216年にこの所縁の寺を訪ねて、境内に草庵を結んだといいます。
桂中学校の隣。国道に沿って参道と木々が並び、歩いていていい気持ち。
[延喜式内社]常陸國 那賀郡 阿波山上神社。
中学校の隣。宮司さんは常駐してないようです。
| 名前 |
阿波山上神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| HP | |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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阿波山上神社(あわやまのうえのじんじゃ)。茨城県東茨城郡城里町阿波山。式内社(小)、旧郷社。「降木明神」の別名がある。主祭神:少彦名命配祀 軻遇突智命 菅原道眞資料によると、社伝によると、第四十二代文武天皇大宝元年(701)に、大杉に神が降臨し、「降木明神」と称した。俗に、佐加利子(サガリコ)明神とも呼ばれる神社。阿波山という森に、祠を建て、この神を祀り、阿波山上神社と号したという。この神は、童子の姿で、手には粟の穂を持って降臨したという。その姿と粟から、祭神は少彦名命と思われる。各地の粟島神社の祭神は、少彦名命。『新編常陸国誌』に、従来、この地一帯は粟栽培の好適地であることから「粟」と呼ばれていたが、好字令を受けて「阿波」の二字を借りたという考察がある。中世以降の文献資料には、依然として「粟」の字を含んだ地名(粟郷、上粟、下粟等)が見られる。正平10年(1355年)、佐竹義篤によりこの地に封じられた佐竹義孝は大山氏を名乗り、島状の丘陵にある大山城を居館としたが、「大山」は「粟山」の転訛であるという。また、この地にいた佐竹義盛の弟義有は「粟刑部大輔」を称し、「粟殿」と呼ばれていた。なお、「大山」は江戸時代末期(天保年間)に阿波山村と改称されるまで旧村名となった。とあります。