古社の神秘、狛犬の威厳。
佐波波地祇神社(二田神社)の特徴
厳めしいお顔の狛犬が出迎えてくれます。
日本武尊や坂上田村麻呂ゆかりの伝承があります。
延喜式内社として歴史のある神社です。
厳めしいお顔の狛犬さんがいました。比較的新しいようですが、それでも60年ほどたったものです。格好いい! きれいな状態でした。
先日お参りに行ってきました。常陸の国の式内小社の論社であるようですが、自分が参った時には参道から既にとても荒れていて管理が行き届いていないようでとても寂しく残念でした。管理を任されている方がもう少しだけ心を込めて清掃等して頂けると嬉しいです。
式内とされる古社で、日本武尊や坂上田村麻呂ゆかりの伝承が伝わる場所です。メインの通りから入った場所にあるため、車でどこまで入ってよいか悩みながら訪ねました。
[延喜式内社]常陸國 多珂郡 佐波波地祇(神)社。
普通の神社です。
| 名前 |
佐波波地祇神社(二田神社) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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佐波波地祇神社(さわわちぎじんじゃ/さわわくにつかみじんじゃ)。茨城県北茨城市華川町上小津田。式内社(小)論社、旧郷社。主祭神:天日方奇日方命(あまのひがたくしひがた の みこと、鴨王)資料によると、創祀年代は不詳。三代実録に、貞観元年に従五位下を授けられた佐波波神とあり、一説には、貞観十七年に記されている三枝祇神であるとも。式内社・佐波波地祇神社の論社。(延喜式写本によっては佐波波地祇社)当初は、現社地の北西4Kmほどの佐波山の南嶺、贄田(淨蓮寺渓谷の奥)神楯に祀られていたという。そこに大きな沢があったので、澤山(佐波山)といい、日本武尊東征の折、佐波神を拝し、佐波山の妖蛇を斬り、塩原山山上に鏡を納めた(鏡塚)。延暦二十年九月、坂上田村麻呂が佐波山に兵を休め、戦勝を祈願し、翌年報賽のことがあった。永承年五年(1052)八月、源頼義が戦勝を祈願し、和歌を奉納。永禄十二年(1569)八月二十日、塩原山山上へ遷座、さらにその後、塩原山中腹の現社地へ遷座。以前は、鳥居と同じく南を向いていたが、昭和四十五年、本殿を下に移築して、拝殿の横に並べたらしい。『式内社調査報告』には、海(東方)に向かせるためとあるが、あるいは、佐波山を背にするためじゃないかとも思う。現在の祭神は天日方奇日方命。一説には、相殿に大己貴命と事代主命を祀り、山上の鏡塚に猿田彦大神(相殿に天鈿女命・饒速日命)と熊野大神を祀っているという。また、天日方奇日方命は別名を阿多都久志尼命、佐波夜遅奴美命ともいい、佐波の名を祭神名からとする説も。ただし、『式内社調査報告』では、佐波夜遅奴美命は、大国主神の後裔・速甕之多気佐波夜遅奴美神のことで天日方奇日方命とは別神としている。とあります。