志村三丁目交差点近くのひっそり地蔵。
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| 名前 |
小豆沢の地蔵 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
5.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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歩道橋の下、志村三丁目交差点のすぐそばにひっそり佇むお地蔵さまです。普段からこの交差点を通るたびに、車や人の往来を静かに見守っておられるように感じます。調べてみると、これは単なる路傍の地蔵ではなく、安永4年(1775)造立の「小豆沢の地蔵道標」とされる石仏でした。像は蓮台上の丸彫り地蔵立像で、高さは台座を含めて約128cm。右手に錫杖、左手に宝珠を持つ姿で、台座正面には「念佛講中」の文字が刻まれています。つまり、江戸時代の小豆沢周辺で念仏講を営んでいた人々が造立した地蔵尊と考えられます。さらに面白いのが、このお地蔵さまが道標も兼ねていたことです。台座左側面には「左 ぜんこうじ」と読める刻字が残り、荒川を越えた川口方面の善光寺への道を示していたとされています。現在は歩道橋や国道、環八が交差する大きな交差点ですが、江戸時代にもここが人の往来の重要な分岐点だったことが分かります。現在地には移設されているとされますが、少なくともこの周辺の旧道・交差点空間に残され、木造の小さな覆屋の中で今も大切に祀られています。ネット上でも詳しい由来を紹介する記録は非常に少なく、板橋区の石造文化財資料をもとにしたデータベースでは「小豆沢の地蔵道標」として明確に記録されています。観光地化された史跡ではありませんが、約250年前から、念仏を唱えた地域の人々の信仰と、旅人に道を示す役割の両方を担ってきた石仏です。今では歩道橋の下で、国道17号と環八の激しい交通を静かに見守っておられる。その姿を見ると、昔も今も「道のそばで人を見守る」という役割だけは変わっていないように思えます。近くを通る際には、ぜひ足を止めて手を合わせてほしい場所です。南無大慈大悲六道能化地蔵大菩薩🙏🏻