田んぼに囲まれた立派なお寺。
称念寺の特徴
田んぼに囲まれた静かな場所に佇むお寺です。
無人寺のため、落ち着いた雰囲気を楽しめます。
山門や本堂は立派で訪れる価値があります。
茂原市街から少し離れ、田んぼに囲まれた静かな場所に佇むお寺です。人影はなく、とても落ち着いた空気が流れていました。立派な朱塗りの仁王門があり、本堂をはじめ境内の建物も赤を基調として統一され、長年にわたり丁寧に守られてきたことが伝わってきます。一般公開はされていませんが、ここには長南町の指定有形文化財となっている貴重な彫刻が残されています。以下は浄土宗千葉教区Webサイトよりの引用です。開基は寺伝では徳治二年遊行真教上人とあるが、開創当時は時宗の僧院として尊観法親王を仰載した時期もあり隆盛を極めていた。 その後は、法灯衰退の一途を辿り、廃寺同様であったが、元和年間に至り浄土宗の高僧「雄誉霊巌上人」により浄土改宗せられ以後近世に於いては歯吹如来信仰とともに御朱印寺として栄えていた。戦後は農地改革等も重なり斜陽化し寒村の一寺院として現在に至る。 本尊は無量寿経に由来する「歯吹阿弥陀」として康暦年間に海中より出現した尊像 だったが、現在の御本尊は二代目である。 本堂【県指定有形文化財】は享保年間に眼誉上人により建立されたもので、現在でも往時の偉容を伺い知ることができる。 その後、安房の名工、初代武志伊八郎信由(たけし いはちろう のぶよし)により内陣の欄間に龍三態の彫刻が施された【町指定文化財】(彫刻は本堂内のため一般参観は不可)(浄土宗 千葉教区Webより)ここまで。本堂内の龍の彫刻は、安房の名工・初代 武志伊八郎信由(波の伊八)によるものですが、向拝の彫刻は伊八作ではないように見受けられます。木鼻の獅子や獏は作者は分かりませんが、千葉県内各地で見られる系統のものと思われます。本堂内の伊八の龍は、正面を向いた彩色のある構成で、上下・前後の動きを強く感じさせる非常に珍しい表現です。左右の欄間の龍が中央の欄間へと頭を突き出す構図は、立体感と迫力に満ち、他ではなかなか見ることができません。現在は賽銭口の小窓からのみ、その姿を静かに拝見することができます。数ある初代伊八作品の中でも屈指の作とされ、晩年の集大成とも言われている彫刻です。お釈迦様が説かれた「諸行無常」の通り、形あるものは時とともに変化していきます。この貴重な彫刻もまた、長い年月の中で移ろっていく存在です。市や県のみならず、より広い形で文化財保護の支援が行われていくことを願わずにはいられません。伊八は、もっと広く知られ、正当に評価されるべき彫刻家だと思います。そして何より、これまで静かに、丁寧に、この文化財を守り続けてこられた称念寺様、ご住職様には、一人の伊八ファンとして心から感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございます。【波の伊八】「波を彫らせたら右に出る者はいない」「関東に行ったら波を彫るな」とまで言われた江戸時代の名工。千葉を中心に多くの彫刻を残し、初代から昭和初期の五代目まで続いた伊八工房は、特に波の表現で知られています。一瞬ごとに姿を変える波の様を彫り出すその表現は、北斎の《神奈川沖浪裏》にも影響を与えたと考えられています。
| 名前 |
称念寺 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.7 |
| 住所 |
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普段は無人寺なのでしょうが、山門、本堂ともに立派でした。檀家さんや地元の方々の御助力もあるのでしょうね。