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小足立八幡の参道である八幡通りにひっそりと佇むお地蔵さま。日本人は古来より、一年の日のそれぞれに干支をあててきましたが、庚申(かのえ)の日に、三尸虫(さんしちゅう)という人間の体内に宿る虫が、神様に日頃の悪事を報告しに行くという考えが広まったのは、中国から入った道教の影響だそう。人々は庚申の日に虫が報告に行かぬよう夜を徹する庚申講を行うようになり、庚申講を何年か続けた証として塔を建てるようになったとの事。明治時代の神道崇拝に伴う「迷信」の排除の動きや、高度経済成長期の開発によって、庚申塔も大分数を減らしましたが、今なお近隣の心ある人々によって大切にされているお地蔵さんもあり、ここもその一つのようです。