中華義荘で感じる歴史の息吹。
中華義荘(地蔵王廟)の特徴
明治中期に建てられた異国風のお堂が特徴的です。
珍しい土葬の墓やレンガ造りの納骨堂が見どころです。
横浜で最古の近代建築として歴史的価値があります。
中華義荘とは中国人墓地のこと。入場無料。中華風の門を潜り階段を登っていくとその先にあるのが地蔵王廟。地蔵王廟は墓地の本堂にあたる部分。黒地に金字の扁額に赤い扉が異国情緒を高めている。中に入るも無人。左右に位牌、中央に地蔵王菩薩が在す。王の字が付くとおり日本の素朴なお地蔵さんと違って王の如き姿をしている。中華のお祈りの仕方は分からないが取り敢えず合掌。地蔵王廟の裏は墓地。渡り廊下の先には中華会館があったが入ってみると係員が何やら怪訝な顔。観光向け施設ではないらしい。
中華義荘は地元では南京墓地と呼ばれており、元々横浜外国人墓地に埋葬されていた華人、華僑が1873年に現在の地に移されたものである1892年には当時横浜に生活していた中国の商人たちの献金などにより、地蔵王廟という中庭を建物が取り囲む廟が建てられ、木造、黒漆塗、金泥仕上げに彩色された厨子に地蔵王菩薩坐像が安置されました地蔵王菩薩坐像は当時使用されていなかった脱活乾漆の技法を用いていることから、中国で製作されたものと考えられています中国でも地蔵菩薩信仰は唐代7世紀ごろから始まり、唐末には民間の道教信仰と結びついて広まりました清朝官人風の帽子をかぶっているのが特徴的な像ですまた一般的に地蔵菩薩は服装は袈裟など質素なものが多いのに対して、金ピカで実に豪華な服で着飾っています。
華人の方たちが眠る霊廟です。こちらの建物は1892年に建てられ、関東大震災を乗り越えて、今に至ります。一度大修理を行いましたが、その大修理からかなり時が経ち、修理のされた箇所も線香の煙や蝋燭の油煙で煤けています。横浜で最も古い近代建築で、また華人の歴史を証言する貴重な建造物です。墓地や霊廟を紹介するのは少し気が引けますが、横浜における貴重な歴史の証言としてのせさせて頂きました。関東大震災までは、華僑の方々は遺骨を故郷に帰すのが一般的だったようです。しかし、震災であまりに多くの犠牲者が出て、こちらに墓地を作るようになったとのこと。墓碑には出身地が書かれていますが、やはり広東省や福建省の方が多いですね。中華街には関帝廟や真祖廟がありますが、時間があったら、中国文化に触れられるこちらの見学もおすすめです。
🏣神奈川県横浜市中区大芝台7🅿️🚗…有りません🚏🚌…山元町2丁目下車徒歩8分程。※横浜開港後、外国人の亡骸は外人墓地に埋葬されていたそうです。その後、中国人の埋葬者が多くなり1873年に現在の地(国有地)を貸与され、中国人専用の墓地、中華義荘が造られた。元々、中華義荘は故郷中国え棺を送還するまでの仮埋葬の場所だったが、徐々に永眠の場所と成ったそうです。※1892年清時代墓地に有る、地蔵王廟は横浜市の有形文化財。地蔵王菩薩(平成6年11月1日、横浜市有形文化財)
かれこれ20年前になるでしょうか、当時ここは南京墓地と呼ばれており、珍しい土葬の墓やレンガ造りの雰囲気ある納骨堂があったりしたので、大変不謹慎ではありますが横浜の悪ガキ共の肝試しスポットとして有名でした。墓の入口の階段脇にある管理小屋には中国人らしき老婆が暮らしており、夜見つかると包丁を手にして追いかけてくると言われておりました。あのお婆さんはもう居られないとは思いますが、ご迷惑をお掛けしました。本当にごめんなさい。僕が深夜に訪れた時は、納骨堂の中からガリガリと壁を引っ掻くような音がしていました。ネズミか何かでしょうが不気味な思い出です。
煉瓦も積み方と中に入るタマシイで全然違うかたちになることを見せつけられました。
明治中期に建てられたお堂が異国風。
横浜での近代建築では最古のものと書かれていました。
横浜に有ります。中華街の人たちが、長い歴史でできた所です。南京墓地で言えばわかりますので一度行ってみて下さい。
| 名前 |
中華義荘(地蔵王廟) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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2025年8月31日午前訪問横浜市、中区、石川町駅の南西の高台にある中華系の方が葬られてる墓地当日はシェアサイクルを借りて打越の霊泉のある坂を登りこちらへ中華風の大きな門をくぐり丘の上にある廟の前に着くととても眺めが良かったなあそして地蔵王廟を参拝、中は大分痛みもあるものの歴史ある佇まいでしたそして裏にある墓地へ、紙銭炉では紙銭を燃やしてる方がおりやしたよお墓には民国何年た書かれてものが多く台湾系の方が葬られてる印象で安骨堂も大分傷んでる感じやけど事務所や休憩所のある中華義荘は新しいピカピカな建物で落差が激しかったなあこちらには初めて来たけど改めて日本と中国や台湾との長い交流、歴史を感じたさあ。