八幡神社の伝説と硯石。
八幡神社の特徴
伝説の武将・八幡太郎源義家が硯に使った硯石が魅力です。
多くの祭神を祀る八幡神社で歴史ある信仰を感じられます。
厳かで落ち着いた雰囲気の中、神聖な空間を楽しめます。
伝説の武将、八幡太郎源義家が硯の代わりに使ったという、硯石が残されています。奥州の反乱を鎮めるため、この地を通りかかった義家が、新しい兵を募る際、硯が無かったので、水が溜まった巨石の窪みを硯の代わりに使ったのだそうです。ただ、同じ赤城山麓には、親鸞上人が、やはり硯としたという巨石があります。どちらの石にも、雨に穿たれたような窪みがあったために、そのような伝説が生まれたのかもしれません(*^^*)
村社 八幡神社 宮城村大字鼻毛石村字鼻石鎮座祭神 誉田別命、菅原道真公、建御名方命、火産霊命、早良親王、伊予親王、藤原夫人吉子、橘逸勢朝臣、藤原広嗣朝臣、吉備真備公、文室宮田麿朝臣(「宮城村誌」より抜粋)硯石寛治元年(1087)出羽の清原武則の孫実衡は、異兄弟、家衡と叔父武衡との戦となったため、義家公は実衡に加勢するため出羽に出陣し、その途中当地を通られ、現在の御宮のところで暫しの憩をした。当時名高い八幡太郎義家公のおいでのこと、村人集まり、群がり歓迎をしたという。この時義家公の徳を慕って、従軍を希う者が多かったので、義家公は従軍者の名簿を記そうと硯を取り出した時、干抜で何処にも水がなかったが、休んでいた南の大石の祇凹にたまっていた水を硯にとり、名簿を記したと伝えられている。その後は村人は、この石に七五三縄を張り、硯石と称し、大切に保存し、現存している。(「鼻毛石のあゆみ」より抜粋)
| 名前 |
八幡神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
027-283-6401 |
| 評価 |
2.9 |
| 住所 |
|
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宮城村の村社では規模が小さい。しかし、趣は深いと思った。鳥居の神額が割れ、周りの地面が大きく削れているので改修しないと可哀想だ。