古田織部ゆかりの興聖寺。
臨済宗 円通山本山 興聖寺(織部寺)の特徴
1603年に古田織部によって創建された臨済宗の寺院です。
女性ファーストの寺として座禅会やサークル活動を積極的に開催しています。
普段は拝観できない時期に特別公開され、紅葉が美しいです。
秋の特別拝観で行ってきました。古田織部ゆかりのお寺ということでもう少し織部っぽい感じなのかなと思っていたが思いの外モダンな感じがしました。
テレビでご住職がお話しされていて、お寺やお庭作りにすごく工夫されているようなので、特別拝観初日に伺いました。暖かい日でしたので、中庭を眺められる座布団に座り、心穏やかな時間を過ごしました。襖の「青」がとても新鮮でした。
通常は非公開ですが、春と秋に特別拝観を実施しております。境内には多くの楓が植えられ、春の青もみじ、秋の紅葉と、四季折々の美しい景観をお楽しみいただけます。
堀川上御霊前の交差点の北西角付近にあるのが臨済宗興聖寺派の本山である「円通山 興聖寺(こうしょうじ)」になります。戦国時代~江戸時代初期にかけての武将、大名、茶人、芸術家である「古田 織部(ふるた おりべ)」にゆかりがあることから「織部寺」とも呼ばれています。江戸時代中期の絵師である「曾我蕭白(そが しょうはく)」とその一族の菩提寺でもあります。古田織部の院号をとって名付けられた茶室「雲了庵」や古田織部の妻の院号をとって名付けられた茶室「青松庵」の二つ茶室や方丈には、杏橋幹彦による海中写真を襖絵にした鮮やか青が印象的な「青波の襖」や本堂天井画「雲龍図(うんりゅうず)」や四季折々の庭園など見所のあるお寺になります。◇非公開寺院なので、特別公開等がないと拝観できません。春や秋頃に特別公開をされていりことがあるので、そういった時期に確認してみると良いかもしれません。【興聖寺(こうしょうじ)の歴史】慶長8年(1603年)に虚応円耳(きおうえんに)という僧を開山として、古田織部(ふるたおりべ)により建てられました。江戸時代の初期に後陽成上皇及び後水尾天皇の勅願所となった。江戸時代中期に日蓮宗より宗派替えして禅宗の寺院となりました。また、塔頭も数十か寺を数えるほどであったという。「天明の大火(1788年)」で仏殿(現・本堂)を残して全焼したが、その後再興されました。本堂には、本尊の「釈迦如来像」の両脇に愛宕山の旧本地仏であった「勝軍地蔵菩薩像」、藤堂高虎の寄進という「達磨像」が安置されています。明治時代中期、臨済宗相国寺派に所属を変えるが、昭和時代に臨済宗興聖寺派の本山として独立しています。2025年10月訪問。
拝観は、ホームページ等でご確認されることをお勧めします。アートとのコラボが鑑賞出来ました。手入れが行き届いたお庭は、どの角度からも美しく季節を感じる事ができました。襖絵、天井の作品などが美しく、飽きさせない工夫がありました。織部寺らしく茶室も見応えがありました。本堂では、献茶式の準備をされていました。織部流の作法のようでした。駐車場は、無いので近くのコインパーキングに停めました。拝観料 大人800円。
西陣の興聖寺さんへ、特別公開で伺いました。普段は非公開です。御門を入ってすぐ、たくさんの楓が少しだけ芽吹き始めています。これは紅葉の頃はさぞや見事でありましょう🍁(非公開ですが)青い海の襖絵、こちらはなんとお写真❗️降り蹲など、古田織部ゆかりのお寺さんだけあって、驚きやわくわくする仕掛けに目を見張ります。奉納絵曼荼羅の美しさ、御蔵の経典を守る活動など、また機会を見つけて伺いたくなりました。
京都堀川寺ノ内にある臨済宗 興聖寺、通称 おりべ寺、1603年に古田織部により創建されたそうです。京の冬の旅の企画で今回40年振りに公開されたそうです。堀川通り沿いの山門を入り左側に法堂、右側に本堂を観ながら歩きます。法堂は1603年の創建当時から火災には遇わず、創建当時のまま残っているそう。釈迦三尊像、弥勒菩薩像、達磨大師像も創建当時そのままの姿で迎えてくれます。禅寺の法堂は、空気もヒンヤリしており、身が引き締まる思いがします。本堂の襖絵、と言うか写真と言うか、一面オーシャンブルーです。フィジーだったと思いますが、写真家が海の中から海面に向かって撮った写真を襖絵に仕立てたそうです。少なからず驚きました。本堂から観る苔の庭も よく手入れされており、春の日差しを受け座っていると、ゆったりと刻が流れていくようで、別世界に来たような気になります。本堂から茶室に向かう途中に、降りつくばい があります。つくばいは、茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石置いたものですが、降りつくばいは、螺旋階段のような石段を降りた所に手水鉢があります。なぜこのような つくばい を造ったのか、寺の方達も判らないそうです。ほっこりくつろげる本堂の庭、厳しさの中に優しさが感じられる法堂の仏様、不思議な形状の つくばい、茶室もちょっと不思議な造りになっています。拝観料800円です。3月18日まで。今度は、いつ拝観出来るか判らないそうです。歴史が好きな人、謎解きが好きな人には、お薦めです。
今だけ限定(40年ぶり)で拝観してきました。戦国武将で茶人でも有名な古田織部の建てたお寺だそうです。海の青の写真を襖にされていて、お寺という和の空間なのに斬新でとてもきれいでした。龍の天井絵がある御本尊の場所は写真撮影禁止でした。あと、御朱印は書き置きのみですが、お寺のものとへうげもの古田織部がセットになっているものが売っていました。
22年1月17日に、「京の冬の旅」で行ってきました。立派な総門に出迎えられました。方丈の襖絵は青が印象的な、写真家・杏橋幹彦氏の海中写真「青波」6面です。また天井には四季が描かれていました。「興聖寺一切経」も展示してありました。平安時代に書写されたものを含む約5300巻の経典でほぼ全て揃っている貴重なものだそうです。展示されていたものは、虫食いが少しだけありましたが、驚くほど状態がよいものでした。お寺の方にお話を聞くと、虫がつかないように虫干しを頻繁にされていて、丁寧に管理されているそうです。現在この経典群を後世に伝えるための活動の費用を募っているそうです。「降りつくばい」が面白かったです。地面を深く掘り下げていて、底に手水鉢があり、茶室に入る前に手を清めます。螺旋状の石段を登り降りします。茶室に入る前から特別な儀式という感じがしますね。茶人・古田織部についてもっと知りたいと興味を持ちました。本堂には天井画「雲龍図」や、御本尊・釈迦如来像、達磨増、弥勒菩薩像が安置されています。普段は一般観光客は拝観出来ないそうなので、興味深く拝観させていただきました。今回苔が美しい庭園は冬枯れの状態だったので、また違う季節に拝観出来たらと思っています。
| 名前 |
臨済宗 円通山本山 興聖寺(織部寺) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
075-451-4722 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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通常非公開2023年から期間限定で特別公開されています。2025年は11月15日〜12月14日に公開されます。2026年1月9日から開催される「京の冬の旅」でも公開される予定です。地下鉄鞍馬口駅2番出口徒歩15分京都市バス 天神公園前バス停すぐ参道両側から低く剪定された紅葉がせり出してくるような紅葉のトンネルが見事です。また方丈の間の写真家 杏橋幹彦氏の海中写真を利用した珍しい襖絵「青波の襖」も美しいです。